南野拓実、見事な反転から今季7点目! モナコはメス相手にゴールラッシュ、暫定2位浮上

2024年3月31日(日)3時8分 サッカーキング

モナコの南野拓実(撮影は昨年8月のクレルモン戦) [写真]=Icon Sport via Getty Images

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 リーグ・アン第27節が30日に行われ、モナコは敵地でメスと対戦した。

 モナコは前節終了時点で13勝7分6敗の勝ち点「46」を積み上げており、現在は3位につけている。直近4試合は負けなしで、2位のスタッド・ブレストとは勝ち点差がわずかに「1」。来季はチャンピオンズリーグ(CL)本戦に出場すべく、充実のシーズンを過ごしている。

 今節は、ここまで6勝5分15敗で勝ち点「23」の積み上げにとどまり、現在17位と降格圏に沈むメスの本拠地に乗り込む。モナコ所属の南野拓実は、リーグ・アン7試合連続でスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合の均衡は立ち上がりの4分に破れる。モナコは敵陣へ押し込んだ状態のなか、ボックス左で前を向いたエリース・ベン・セギルが中央へ折り返す。ボックス内へ走り込んだ南野が見事な反転から右足シュートを沈め、モナコが先手を取った。南野にとっては今季のリーグ・アン7点目となっている。

 幸先の良いスタートを切ったモナコは続く10分、敵陣でボールを奪ったマゲネス・アクリウシェが自らボックス内まで持ち運び、左足でシュートを流し込む。16分にはアレクサンドル・ゴロヴィンの放った右足の浮き球パスから、ボックス右まで駆け上がったヴァンデルソンがダイレクトで押し込み、モナコは早くも3点をリードした。

 立ち上がりの15分で勝負を決定付けたモナコは、その後も攻撃的な姿勢を貫いたものの、これ以上スコアが揺れることはなく前半は終了。後半に入ってもモナコのペースで試合が進むと、77分には相手GKアレクサンドル・ウキジャまでプレッシャーをかけて行ったフォラリン・バログンが、ウキジャのヒールパスを押し込んで4点目を記録した。

 まずは点差を縮めたいメスは79分、ボックス右からの折り返しをパプ・アマドゥ・ディアロが押し込んで1点を返す。直後の84分には、再び右サイドを攻略し、ボックス右のスペースでスルーパスを引き出したアブリー・ジャロウが中央へ流し入れ、最後はイブー・サネが沈める。同じような形で2点を返し、メスが意地を見せた。

 モナコとしてはほとんどの時間帯で主導権を握りながら、終盤に2失点を喫することとなったが、88分には右コーナーキックからバログンがこの日2点目をゲット。リードを3点に広げ、試合はこのままタイムアップを迎えた。

 これでモナコはリーグ・アンで2試合ぶりの白星となり、5戦無敗と着実に勝ち点を積み上げている。一旦は今節を未だ消化していない2位のスタッド・ブレストを抜き、2位へ浮上した。一方、2連勝中だったメスはこれが3試合ぶりの黒星となった。

 次節は4月7日に行われ、モナコはホームでレンヌと、メスは敵地でスタッド・ブレストと、それぞれ対戦する。

【スコア】
メス 2−5 モナコ

【得点者】
0−1 4分 南野拓実(モナコ)
0−2 10分 マゲネス・アクリウシェ(モナコ)
0−3 16分 ヴァンデルソン(モナコ)
0−4 77分 フォラリン・バログン(モナコ)
1−4 79分 パプ・アマドゥ・ディアロ(メス)
2−4 84分 イブー・サネ(メス)
2−5 88分 フォラリン・バログン(モナコ)


【ゴール動画】ゴールラッシュの火種となった南野の先制弾

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