マンCが7年連続のFAカップ準決勝進出! ボーンマスに先制許すも、ハーランド&マルムーシュ弾で逆転

2025年3月31日(月)2時30分 サッカーキング

マルムーシュが逆転弾 [写真]=Getty Images

 FAカップ準々決勝が30日に行われ、ボーンマスとマンチェスター・シティが対戦した。

 今季、誰もが予想しなかったような不振に見舞われているマンチェスター・シティ。プレミアリーグにおいては、自分たちが作り出した記録をさらに塗り替える5連覇が、現実的とは呼べない状況になってきた。カラバオ・カップは4回戦敗退、チャンピオンズリーグ(CL)でも決勝トーナメントプレーオフで涙を飲んだ今シーズン、FAカップは唯一狙うことのできるタイトルだろう。

 準々決勝で相まみえるのは、今季プレミアリーグで12勝8分9敗の成績を残し、10位につけるボーンマス。両者は今季のプレミアリーグで1度対戦しているが、その時はボーンマスが2−1と勝利。今季の公式戦2度目の対戦は、どのような結末となるか。

 試合は序盤の14分、マンチェスター・シティにビッグチャンスが到来。敵陣右サイドでのスローインからボールをボックス内へ入れ、フィル・フォーデンの浮かしたボールがタイラー・アダムスのハンドを誘発。PKが与えられた。しかし、キッカーのアーリング・ハーランドが放ったゴール右下を狙ったキックは、GKケパ・アリサバラガががっちりキャッチ。先制とはならない。

 守護神の奮闘もあってピンチを乗り切ったボーンマスは、21分に先制に成功。敵陣中央でマテウス・ヌネスからの横パスをカットしたルイス・クックがボックス右へ繋ぐと、デイヴィッド・ブルックスが左足でファーサイドめがけたボールを送る。走り込んだジャスティン・クライファートが折り返すと、最後はエヴァニウソンが詰め、ゴールネットを揺らした。

 前半はボーンマスの1点リードで終了したものの、後半に入るとマンチェスター・シティが反撃を開始。立ち上がりの49分、ピッチ中央付近で前を向いたケヴィン・デ・ブライネが前を向き、相手を引き寄せながら左サイドのスペースへスルーパスを送ると、駆け上がってきたニコ・オライリーがボールを引き取り、スピードを上げてボックス左へ侵入。中央への折り返しをハーランドが押し込み、試合を振り出しに戻した。

 さらに63分、またもオライリーが絡んで、マンチェスター・シティが逆転に成功。敵陣中央低い位置で前を向いたイルカイ・ギュンドアンが左足でスルーパスを狙うと、ここはアントワーヌ・セメニョに阻まれたものの、こぼれ球をオライリーが回収。左足のアウトサイドでボールを繋ぐと、ボックス左からオマル・マルムーシュが流し込む。直前にハーランドが負傷交代しており、代わって投入された点取り屋が、早速大仕事を果たした。

 試合はこのままタイムアップ。この結果、マンチェスター・シティが、7シーズン連続の準決勝進出を決めた。

 この後、両チームは2日にプレミアリーグ第30節の戦いを控えている。マンチェスター・シティはレスターと、ボーンマスはイプスウィッチと、それぞれホームで対戦する。

【スコア】
ボーンマス 1−2 マンチェスター・シティ

【得点者】
1−0 21分 エヴァニウソン(ボーンマス)
1−1 49分 アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ)
1−2 63分 オマル・マルムーシュ(マンチェスター・シティ)


【ゴール動画】マン・シティがボーンマスに逆転勝利!

サッカーキング

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