アーセナル、スポルティングFWギェケレシュに強い関心か…新SDが後押し?
2025年3月31日(月)15時57分 サッカーキング
去就に注目が集まっているギェケレシュ [写真]=Getty Images
現在26歳のギェケレシュは母国のIFブロマポイカルナでプロデビューを飾り、その後はブライトンやザンクトパウリ、スウォンジー、コヴェントリーなどでのプレーを経て、2023年夏にスポルティングに加入。昨シーズンのプリメイラ・リーガ制覇に大きく貢献すると、今シーズンもここまで公式戦42試合出場で42ゴール11アシストを記録するなど、公式戦通算では92試合出場で85ゴール26アシストという成績をスポルティングでは残している。
現行契約は2028年6月30日までとなっているギェケレシュだが、欧州のビックグラブから関心が寄せられており、移籍市場が開くたびに去就には注目が集まっている。
なお、ギェケレシュの契約には1億ユーロ(約162億円)と見られる契約解除条項が付随しているものの、ポルトガルメディア『A Bola』やスペイン紙『アス』などの先日の報道によると、今夏の移籍市場ではそれを下回る金額で移籍が可能となる協定が含まれており、6500〜7500万ユーロ(約105〜122億円)ほどのオファーで取引が成立する可能性が伝えられている。
そのため、動向がさらに注目されているが、今回の報道によると、ストライカーの獲得を目指しているアーセナルがギェケレシュに強い関心を示しているという。また、30日に新しくスポーツディレクター(SD)に就任したアンドレア・ベルタ氏が同選手の熱烈な支持者であることも大きな後押しになると見られている。
これにより、同じく関心を寄せているニューカッスルに所属するスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクよりも現実的な金額で獲得できる可能性があるギェケレシュが優先順位で高くなることが報じられているが、果たしてアーセナルは争奪戦を制して同選手を獲得することができるのだろうか。