菅野智之が両手つって緊急降板でも取材に応じた理由「しっかりと…」 負傷時は対応なしのチーム方針も
2025年3月31日(月)8時10分 スポーツ報知
1回無死一塁、ゲレーロJr.を左飛に打ち取った菅野智之(カメラ・宮崎 亮太)
◆米大リーグ ブルージェイズ3—1オリオールズ(30日、カナダオンタリオ州トロント=ロジャーズセンター)
オリオールズ・菅野智之投手(35)が30日(日本時間31日)、開幕4戦目の敵地・ブルージェイズ戦で先発してメジャーデビューし、4回73球を投げて4安打2失点、1奪三振で降板し、敗戦投手になった。
1—2で1点ビハインドの5回開始前の投球練習で両手がつってけいれんするアクシデントに見舞われ、無念の降板。チームは1—3で敗れ、初登板は4回2失点の黒星発進となった。試合中に球団広報からは、チームの方針として、負傷交代の選手は通常メディア対応しないという説明があったが、菅野は日米のメディアに真摯に対応した。
試合後のクラブハウス。菅野はロッカーで、球団広報が通訳を交えて話し合っていた。数分後、広報から一転して「メディア対応あり」と伝えられた。
この日は日本メディア約30人が取材で訪れた。米ボルティモアの番記者も、大物新戦力の初登板後の率直な感想が聞きたかったはず。巨人時代からエースとして、常に注目を浴びてきた菅野。けいれんによる降板で、日本やボルティモアのファンに余計な心配をかけたくないという思いがあったのだろう。
「それが9割ですけど、しっかりと自分の口から話さないと、好き勝手書かれちゃうじゃないですか。だから、自分から話すことにしました」といたずらっぽく笑った。降板後の水分補給で症状は良化し、4月5日(同6日)敵地・ロイヤルズ戦の登板には支障はなさそうだ。ノーコメントを通すことで、むやみにメディアの臆測を呼び、混乱を招かないための配慮だった。