【米国はこう見ている】オリオールズ加入の韓国人打者、不振でマイナー行き決定も契約を盾に拒否!?

4月1日(金)12時56分 フルカウント

今季オリオールズに加入の金賢洙、マイナー行き納得せず

 今季オリオールズに加入した金賢洙(キム・ヒョンス)外野手が球団から言い渡されたマイナー行きを拒否したと米メディアが報じている。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーモア」などが伝えている。

 金は韓国球界で2008年に打率3割5分7厘で韓国リーグの首位打者を獲得した同国屈指の好打者で昨季は打率3割2分6厘、28本塁打、121打点をマーク。2009年の第2回WBCではベストナインに選出され、昨年11月の世界野球「プレミア12」でも韓国の3番打者として優勝に貢献し、大会MVPに選ばれた。

 オフに韓国・斗山ベアーズからメジャー移籍を目指し、オリオールズ入り。2年総額700万ドル(約7億8000万円)で契約を結んだ。しかしスプリングキャンプではアピールできず、ここまで16試合の出場で44打数8安打、0本塁打、2打点、打率.182と低迷している。

 現地メディアによると、オリオールズ側はその状況を受け、開幕ロースターの構想から外し、マイナーでプレーさせることを決断。しかし、契約には球団側が選手側の了承無くマイナーへ降格させることができないという条項が盛り込まれており、金サイドは契約を盾に球団側の決定を拒否したという。

代理人「公正なチャンスを望んでいる」も球団側は「準備ができていない

「トレード・ルーモア」によると、同選手の代理人は「彼はボルティモアでメジャーリーガーとしてキャリアを続けるための、公正なチャンスを望んでいる」とコメント。一方で、現時点での評価は低く、「オリオールズはキムがMLBレベルのプレーをする準備ができていないと考えており、デュケットGMはシーズンに向けてもっと準備するための打数が必要と語っている」とレポートされている。

 この件は現地でも注目されており、地元メディア「ボルティモア・ベースボール・コム」で執筆するダン・コノリー氏は自身のツイッターで、あるスカウトのコメントを紹介。「打撃面だけでなく、打球処理や肩の強さといった守備面も課題」との評価が下されている。

 球団首脳はメジャーで活躍するためにマイナーで経験を積む必要があるとの判断を見せているが、現状では本人サイドは納得していない様子。メジャー開幕が目前に迫る中、今後の動向が注目されている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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