イングランドが終了間際の失点で逆転突破逃す…U21EUROのベスト8出揃う

2021年4月1日(木)6時12分 サッカーキング

U-21イングランド代表は逆転突破ならず(写真は2020年11月のアンドラ戦)[写真]=Getty Images

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 U−21EURO2021のグループステージが3月24日〜31日にかけて開催され、5月31日〜6月6日にかけて行われる決勝トーナメント進出の8チームが決まった。

 ハンガリーとスロベニアによる共同開催のU−21EURO2021は、本来なら今年6月に開催される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で1年延期となったEURO2020と日程がかぶるため、グループステージと決勝トーナメントの日程を分けて開催する変則的な大会となった。なお、今大会から出場枠が従来より4チーム増え、16チームでグループステージが行われた。

 グループAはオランダ、ドイツ、ルーマニアの3チームが1勝2分けの勝ち点5で並ぶ混戦。3チームの対戦成績により、オランダが首位、前回準優勝のドイツが2位で突破を果たし、ルーマニアは無念の敗退となった。

 グループBは、前回王者のスペインが2勝1分けの首位で突破し、イタリアが1勝2分けで2位通過となった。グループCはデンマークが3試合とも完封勝利を収め、無失点で首位通過。2位には2勝1敗のフランスが入った。

 グループDは、ポルトガルが無失点で3戦全勝を飾り、首位で決勝トーナメント進出。その一方で2位争いは劇的な展開となった。2連敗で最下位だったイングランドは、勝ち点3で2位のクロアチアと対戦し、12分にMFエベレチ・エゼがPKで先制点を決め、74分にMFカーティス・ジョーンズが追加点を奪う。イングランドは、このまま2点差以上の勝利で逆転突破が叶うはずだったが、後半アディショナルタイムに痛恨の失点。この結果、クロアチアが1−2で敗れたものの、勝ち点3で並んだスイスとイングランドとは対戦成績で上回り、2位の座を死守した。

■U−21EURO2021グループステージ結果
▼グループA
1位 オランダ(勝ち点5)
2位 ドイツ(勝ち点5)
=====決勝T進出=====
3位 ルーマニア(勝ち点5)
4位 ハンガリー(勝ち点0)

▼グループB
1位 スペイン(勝ち点7)
2位 イタリア(勝ち点5)
=====決勝T進出=====
3位 チェコ(勝ち点2)
4位 スロベニア(勝ち点1)

▼グループC
1位 デンマーク(勝ち点9)
2位 フランス(勝ち点6)
=====決勝T進出=====
3位 ロシア(勝ち点3)
4位 アイスランド(勝ち点0)

▼グループD
1位 ポルトガル(勝ち点9)
2位 クロアチア(勝ち点3)
=====決勝T進出=====
3位 スイス(勝ち点3)
4位 イングランド(勝ち点3)

■U−21EURO決勝トーナメント
▼準々決勝(5月31日開催)
[1]オランダ vs フランス
[2]デンマーク vs ドイツ
[3]スペイン vs クロアチア
[4]ポルトガル vs イタリア

▼準決勝(6月3日開催)
[1]の勝者 vs [2]の勝者
[3]の勝者 vs [4]の勝者

▼決勝(6月6日開催)
試合開催地:スタディオン・ストジツェ(リュブリャナ/スロベニア)

サッカーキング

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