レアル、ハーランド獲得には慎重姿勢か…負傷癖&代理人の金銭的要求に懸念

2022年4月1日(金)18時56分 サッカーキング

レアル・マドリードらが獲得を狙うハーランド [写真]=Getty Images

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 レアル・マドリードは、ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの獲得を断念する可能性があるようだ。1日、スペイン紙『マルカ』が報じた。
 
 現在21歳のハーランドは2020年1月にザルツブルクからドルトムントへ移籍して以降、公式戦82試合に出場して80ゴールを記録している。同選手は2022年夏の移籍市場で7500万ユーロ(約101億円)の契約解除条項が発生するとされており、多くのクラブが関心を示していたが、現在はレアル・マドリードとマンチェスター・Cが争奪戦をリード。また、本人は4月末までに次の行き先を決めると予想されている。

 しかしながら、レアル・マドリードは2つの理由から、ハーランドの獲得に二の足を踏んでいる模様。『マルカ』紙によると、レアル・マドリードがまず懸念しているのが、ハーランドの負傷癖だ。同選手はドルトムント加入以降、筋肉系のトラブルで離脱を繰り返しており、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルやベルギー代表FWエデン・アザールと同じ道を辿る可能性が危惧されている。

 また、ハーランドの代理人を務めるのがクセ者のミノ・ライオラ氏であることも、レアル・マドリードにとっては不安材料となる。ライオラ氏はハーランドの獲得に関心を示すクラブに対し、手取りの年俸3000万ユーロ(約41億円)や契約ボーナスに関するいくつかの条件を要求しているという。『マルカ』紙は、「特異なイタリアの代理人が提案する支払い形態は、レアル・マドリードの取締役が受け入れがたいもの」だと指摘している。

 それでも、レアル・マドリードの上層部は、「ハーランドが移籍の最終決定権を持っていれば獲得のチャンスは増える」と考えているようだ。ただ、ライオラ氏が父親のアルフ・インゲ・ハーランド氏に金銭面を中心に説得すれば、おそらくはマンチェスター・Cに入団することになるだろうと『マルカ』紙は予想している。同選手の未来は、果たしてどのようなものになるのだろうか。

サッカーキング

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