続く町田の快進撃!J1第5節ベストイレブン【2024シーズン】

2024年4月2日(火)14時0分 FOOTBALL TRIBE

写真:Getty Images

2024明治安田J1リーグ第5節の10試合が3月29日〜30日に開催された。今季クラブ史上初となるJ1へ臨んでいる町田ゼルビアは開幕から負けなし。直近は3連勝と波に乗るなか、今節も勝利を収め快進撃を続けている。


ここでは、そんな第5節で活躍した選手たちをベストイレブン形式でまとめていく。




セレッソ大阪 GKキム・ジンヒョン 写真:Getty Images

GK:キム・ジンヒョン(セレッソ大阪)


今季2勝2分とまだ負けのないセレッソ大阪は、第5節でホームに湘南ベルマーレを迎えた。前半は0-0で折り返すゲーム展開となったが、後半2つのゴールを挙げて前節に続き無失点かつ複数得点での勝利を収めている(2-0)。とはいえ、危ない場面が無かったわけではない。今節のゲームにおいて、GKキム・ジンヒョンの働きは大きかった。強烈なヘディングシュートや至近距離のシュートに対し、安定したセービングを随所で披露。攻撃でも2点目の起点となるロングキックを見せるなど、多くの見せ場を作った。




鹿島アントラーズ DF植田直通 写真:Getty Images

DF:植田直通(鹿島アントラーズ)


第5節でジュビロ磐田との接戦を制した鹿島アントラーズ(1-0)。危ない場面もたびたび作られたが、守備陣の高い集中と強さが際立っていた。中でもキャプテンDF植田直通は、空中戦の強さやシュートに対し身体を張ってコースを消す働きで守備陣を牽引。磐田の新戦力で長身を活かしたプレーも売りのFWマテウス・ペイショットとの空中戦でも一切引けを取らない高さと強さでチームの無失点勝利に貢献した。




セレッソ大阪 DF船木翔 写真:Getty Images

DF:船木翔(セレッソ大阪)


3連勝を目指すセレッソ大阪は湘南ベルマーレと対戦。2-0と無失点で連勝を伸ばすことに成功し、さらに勢いをつける結果となっている。今季ここまで全試合にスタメン出場を果たしているDF船木翔は、今節攻撃でも魅せた。高精度のフィードや縦パスでチャンスメイクにも一役買い、さらにコーナーキックからヘディングで先制点もマーク。自身にとって今季初ゴールでチームの連勝に大きく貢献した。




ヴィッセル神戸 DF広瀬陸斗 写真:Getty Images

DF:広瀬陸斗(ヴィッセル神戸)


首位町田を追う昨季王者ヴィッセル神戸は、第5節で北海道コンサドーレ札幌と対戦。6-1と大勝で2試合ぶりの勝利を挙げた。3試合連続でスタメン出場を果たしたDF広瀬陸斗は、前よりに配置されたこともあり序盤から積極的に攻撃に絡み2点目の場面ではFW宮代大聖のゴールをワンツーでお膳立て。また、絶妙なスルーパスから決定機を演出するなど攻撃陣を活性化させる役割を果たした。




川崎フロンターレ MF橘田健人 写真:Getty Images

MF:橘田健人(川崎フロンターレ)


3連敗のなかで第5節を迎えた川崎フロンターレは、FC東京との多摩川クラシコに臨んだ。3-0と今季初の無失点勝利を挙げた今節、MF橘田健人の果たした役割は大きかったと言えよう。ゲームを通してセカンドボールに素早い反応と回収力を見せ、終盤には勝利を決定づける地を這うようなミドルシュートで3点目もマーク。攻守両面で大きな存在感を示した。


名古屋グランパス MF山中亮輔 写真:Getty Images

MF:山中亮輔(名古屋グランパス)


前節で開幕から続いた連敗を脱した名古屋グランパス。第5節では横浜F・マリノスと対戦(2-1)。先制される厳しい展開となったが、終盤MF山中亮輔の劇的なゴールで逆転に成功し2連勝を果たした。後半の序盤から途中出場した山中は、高精度のクロスを前線へ供給し攻撃を活性化させる。そして、後半アディショナルタイムに得たフリーキックのチャンスにも自慢の左足が炸裂し移籍後初ゴールでチームに逆転勝利をもたらした。




浦和レッズ MF渡邊凌磨 写真:Getty Images

MF:渡邊凌磨(浦和レッズ)


2試合ぶりの勝利を目指す浦和レッズは、第5節でアビスパ福岡と対戦。今季初の逆転勝利でシーズン2勝目を挙げた(2-1)。そんな勝利の立役者の1人MF渡邊凌磨は、序盤から丁寧なクロスで決定機を演出するなど前線で積極的にゴールに向かう姿を見せ、後半には移籍後初となるゴールもマーク。反撃の狼煙となるゴールでチームを勢いづかせる働きを示した。




川崎フロンターレ MF脇坂泰斗 写真:Getty Images

MF:脇坂泰斗(川崎フロンターレ)


直近は3連敗と苦しい序盤戦を過ごしている川崎フロンターレ。第5節はFC東京との多摩川クラシコに臨んだ(3-0)。結果的には3ゴールを挙げ快勝となった今節、口火を切ったのはキャプテンMF脇坂泰斗のゴールだった。エリア内で足を止めることなくゴール前のこぼれ球に反応し先制点をマーク。以降も前線からの守備やパスの中継役として役割を全うしチームの勝利に貢献した。




町田ゼルビア FW平河悠 写真:Getty Images

FW:平河悠(町田ゼルビア)


U-23日本代表として2試合を戦いチームに帰還したFW平河悠。第5節のサガン鳥栖戦でもスタメン出場を果たし、代表で見せた輝きそのままにチームの勝利に貢献している(3-1)。ゴール前への鋭いボール供給で先制点をお膳立てすると、後半には立て続けにクロスから2つのアシストをマーク。1試合で3アシストと圧巻の存在感を示してチーム4連勝の立役者となった。




ヴィッセル神戸 FW宮代大聖 写真:Getty Images

FW:宮代大聖(ヴィッセル神戸)


ヴィッセル神戸にとって期待の新戦力の1人FW宮代大聖。第3節からスタメン出場を続けており、第5節の北海道コンサドーレ札幌戦では、2ゴール1アシストと大暴れでチームに順応している姿を見せた(6-1)。ワンツーからファーへ丁寧に流し込むゴールで2点目をもたらすと、後半頭にもコーナーキックの流れからゴールをマーク。その他の場面でもサイドからの突破で好機を演出するなど、交代するまで存在感を放ち続けた。




町田ゼルビア FWオ・セフン 写真:Getty Images

FW:オ・セフン(町田ゼルビア)


今季町田ゼルビアの新戦力の1人であるFWオ・セフン。開幕からスタメン出場を続けながらもゴールのなかった長身FWに、第5節で待望の瞬間が訪れた。後半の早い時間に得たチャンスの場面、クロスに滑り込みながらのゴールで今季初ゴールを挙げると続けざまに今度はクロスに頭で合わせてこの日2点目をマーク。昨年5月以来となる今節のゴールをきっかけに、ここから得点を量産できるか注目だ。

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