黒田完封&好リード&好守…広島快勝に緒方監督「守り勝つ野球、ここにあり」

4月2日(土)22時53分 フルカウント

ベテラン右腕の快投に指揮官興奮、「今日はもう、黒田の投球しかないよね」

 広島は2日、マツダスタジアムで行われた巨人戦に3-0で勝利し、連敗を2で止めた。黒田が日本復帰後初となる完封で2勝目。打線もクリーンアップの2本の本塁打などで援護し、試合後の緒方監督は喜びを隠せない様子で試合を振り返った。

「今日はもう、黒田の投球しかないよね。ベンチで見ていても、ピンチだと思わなかったから」

 試合後の緒方監督は、興奮した様子でエースの好投を讃えた。初回に2死から坂本に二塁打を打たれたが、無失点で抑えると、その後は7回まで出した走者は四球の1人のみと、完璧な投球を見せた。

 打線は3回に「詰まったけど落ちてくれた」という田中のタイムリーで1点を先制すると、4回には丸、6回にはエルドレッドがそれぞれ今季1号となるソロ本塁打を放ち、黒田を援護した。

前日まで連夜の逆転負けにも「悪いムードを全員が引っ張ってしまってはダメ」

 8回には連打を許して無死1、2塁のピンチ。黒田が「一番苦しい展開だった」という場面だったが、最後は代打の片岡を併殺打に打ち取って巨人に反撃を許さなかった。

 緒方監督が「(黒田が)投げさせてくれと言ったから」と説明した9回のマウンド。黒田は、2死から走者を1人出したが、最後はメジャーでも対戦していたギャレットを打ち取って完封劇を締めくくった。

「石原のリード、内野の素晴らしいプレー。守り勝つ野球、ここにありという感じだね。素晴らしいゲームだった」と満足そうだった緒方監督。連夜の逆転負けで、チームの雰囲気は悪くなりかけていたが「悪いムードを全員が引っ張ってしまってはダメだから。今季はどんな状況でも自分たちの戦いをしっかりやっていく。そうやって戦っていきたい」と、指揮官のトーンは最後まで下がることはなかった。

大久保泰伸●文 text by Yasunobu Okubo

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