本田、フル稼働続き静養へ。欠場で見える“本当の役割”、復帰は首位ユベントス戦に

4月3日(日)14時7分 フットボールチャンネル

本田、アタランタ戦は招集外に

 ミランは現地時間3日、セリエA第31節でアタランタとアウェイで対戦する。本田圭佑は、日本代表の試合で打撲を負ったという理由で招集外となった。年明けから全ての試合に出場してきた本田は、今回は静養し、首位のユベントス戦で復帰することになりそうだ。本田が欠場したことで、普段担う本当の役割が分かることになる。(取材・文:神尾光臣)

—————

 2日、ミランはアタランタ戦の招集メンバーを発表したが、右足首に打撲を負っていた本田圭佑は招集から外れた。代表遠征中に打撲を負った本田は、チーム合流の1日には全体練習に出ずに調整。その時点でシニシャ・ミハイロビッチ監督は「アタランタ戦での起用は無理そうだ」という見通しを持っていたという。

 前日練習は記者会見のあと。「彼が真のサムライであれば明日はプレーするだろうし、ただ彼がイタリアに感化されて、こっちの人間のように痛いだなんだと嘆くようであればプレーはさせない」などと冗談めかしつつ語ってはいたが、その後の練習でピッチに立たせることはなかった。MFユライ・クツカやDFアレックスらともに別メニューとなった本田は、2日の午後遅くに発表された招集メンバーからは外れていた。

 今回は静養に専念し、9日ユベントス戦の復帰を目指すことになる。年が明けてからはカップ戦も含めてすべての試合に出ずっぱり、しかも出ればハードな上下のランニングや体を張った守備など、身体に高い負荷のかかるプレーを続けてきている。

 ドローに終わった前節のラツィオ戦では、疲労の蓄積も懸念されていた。しっかりコンディションを戻してもらい、ユベントス戦での全力プレーに期待したい。

本田不在で見える普段の本当の役割

 ちなみに明日のアタランタ戦だが、欠場する本田の位置には、本来SBであるマッティア・デ・シリオの起用がテストされたようだ。本来ボランチながら右サイドハーフもできるはずのアンドレア・ポーリでも「体調自体は110%回復した」と自信を見せていたケビン・プリンス・ボアテンクでもない。

 にわかには信じがたいが、デ・シリオの起用は献身的にサイドを走ってチームのバランスを取っていた本田の戦術的な動きを置き換えるつもりなのだろう。当然のこと、蓋を開けてみれば違う選択をすることも十分あり得る。

 いずれせよ、どういう選手の起用をするかで、普段本田がチームの中で担う役割がどういうものかが分かるというものだろう。

 なお会見中、本田のくだりで「打撲だ。帰国の飛行機に乗っている間にぶつけた」「左足首、いや右かもしれないが、右ならどうせ使えないだろうし」などとジョークを連発していたミハイロビッチ監督だが、本田の話題に限らずジョークを言う人であるということは断っておきたい。日本の報道だと本田の部分ばかりがクローズアップされてしまうが、それ以外のところでもよく地元記者の笑いを誘っている。

(取材・文:神尾光臣)

フットボールチャンネル

「ユベントス」をもっと詳しく

「ユベントス」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ