田中将大、好調OP戦から一転…開幕戦炎上に米メディア「恐ろしいスタート」

4月3日(月)6時56分 フルカウント

3回途中で自己最悪の自責7、3度目の大役も勝てず「ヤ軍は開幕投手抜擢を止めたいだろう」

 ヤンキースの田中将大投手が2日(日本時間3日)、敵地のレイズ戦でメジャー日本人投手として初めて3年連続の開幕投手として先発し、まさかの大炎上で今季初黒星を喫した。2回2/3で2被弾を含む8安打7失点。開幕戦は自身0勝2敗とまたしても白星をつかめなかった。チームは3-7で敗れ、球団ワースト記録となる開幕戦6連敗。今春のオープン戦は6登板で3勝1敗、わずか2失点(自責1)で防御率0.38と圧巻の成績を残していたエース右腕の乱調を、米メディアも驚きを持って伝えている。

 田中は初回にロンゴリアの犠飛で先制を許すると、その後、1死満塁のピンチを招いてモリソンにセンター前への2点タイムリーを浴びた。ヤンキースが直後に2点を返して1点差とするも、2回は2死からキーマイヤーに四球に与え、ロンゴリアには落ちないスプリットをレフトに運ばれて痛恨の2ランとされた。

 3回もモリソンに右中間スタンドへのソロ本塁打を浴びるなど2点を失い7失点。この回途中で無念の降板となった。7失点は自己ワーストタイで、自責7は4年目で自己ワースト。エース右腕のまさかの大炎上を地元メディアも続々と速報で伝えた。

 新興スポーツメディア「ファンラグ・スポーツ」は、降板直後に「タナカ、ヤンキースがレイズに揺さぶられる」との見出してレポート。米メディア「スポーティング・ニュース」は「マサヒロ・タナカが恐ろしいスタート、ヤンキースファンはヒヤヒヤ」と伝え、地元紙「デイリー・ニューズ」は「マサヒロ・タナカがヤンキース開幕戦で難航、レイズに3-7で敗れる」とのタイトルで報じた。

辛辣NYメディアは「エースのようには全く見えなかった」

 地元紙「ニューズデイ」も「ヤンキースは開幕戦でレイズに敗戦、マサヒロ・タナカは早々にKO」とレポート。田中が3年連続で開幕投手を務めながら白星を挙げることができず、チームも連敗を喫していることから、米ヤフースポーツは「ヤンキースは、タナカの開幕投手抜擢を止めたいだろう」と辛辣な見出して速報した。

 また、「CBSスポーツ」電子版は「マサヒロ・タナカが、ヤンキース史上最悪の開幕スタートを記録」との見出しで速報。先発投手を評価するセイバーメトリクスの指標「ゲームスコア」で、田中がヤンキースの開幕投手として史上最悪の6点だったと報じた。「ゲームスコア」は各試合50点からスタートし、内容によって加点・減点されていくが、1桁の数字に終わったのもヤンキース開幕投手で史上初だったという。

 さらに、ESPNのアンドリュー・マーチャンド記者はツイッターで開幕戦6連敗がヤンキースのワースト記録になったことに言及しつつ「マサヒロ・タナカは7失点で4イニングすら投げられず、春(オープン戦)に支配的だったエースのようには全く見えなかった」と厳しくレポート。「マサヒロ・タナカは酷かったが、仲間に恵まれた。開幕投手として最悪だったのは、2002年のロジャー・クレメンスと1973年のメル・ストットルマイヤーだ。どちらも8失点を喫した。田中は7失点だった」としている。

 この日は67球を投げてストライクは41球。防御率23.63という波乱のスタートとなった。昨年は自己最長の7連勝でシーズンを終えていたが、今季初登板で初黒星。ただ、まだ1試合が終わっただけ。昨年はメジャー屈指の安定感で辛口のNYメディアからも絶賛を浴びただけに、巻き返しに期待したいところだ。

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