韓国で逮捕の姜正浩、米ビザ下りず今季絶望の可能性も…地元紙「彼が必要」

4月3日(月)20時25分 フルカウント

地元紙が特集、「パイレーツは「姜正浩が必要」

 米国での労働ビザが発給されず、韓国から出国できずにいるパイレーツ・姜正浩の“不在”を地元メディアが嘆いている。強打の韓国人内野手は昨年12月に母国・韓国で飲酒運転の末に事故を起こし、直後に現場から離れた上、同乗者が運転していたと主張。悪質な手口は韓国国内でも強く批判された。自身3度目の飲酒運転で逮捕された影響で、シーズン開幕に間に合わないどころか、今季メジャーでプレーできない可能性も浮上しているが、地元紙「ピッツバーグ・ポスト・ガゼッタ」は「パイレーツはジョンホ・カンを必要としている」とのタイトルで特集を組んだ。

 同紙は、姜正浩の現状について「ビザの問題を抱えており、今年は恐らくプレーすることができないだろう」と、“今季絶望”であると分析。その上で「パイレーツにとって、良い知らせではないことは明白だ。彼はパイレーツで最も素晴らしパワーヒッターであり、最も優秀な打者の一人である。そして、三塁手として彼はベストな選択肢だ」と伝えている。

 昨季は主に遊撃と三塁で出場し、打率.255、21本塁打、62打点をマーク。本塁打は318打席で記録した数字だ。記事では「(本塁打数は)アンドリュー・マカッチェン(24)、グレゴリー・ポランコ(22)に次いでチーム3位の数字だ。しかし、打席はマカッチェンと比べ209打席、ポランコと比較した場合は269打席も少ない。彼はパイレーツのクリーンアップに座る打者であったのかもしれない。彼のパワーは打線を全く異なったものにするだろう」と指摘。代役候補にデビッド・フリースの名前も挙げているが、姜正浩の実力は高く評価されており、不在はパイレーツにとってまさに“痛手”になるというのだ。

「カンは恐ろしいことをした」も…「パイレーツはチャンスを与えるべき」

 パイレーツは、不祥事を起こした韓国人打者にビザが発給されるよう、働きかけを続けていると伝えられている。パイレーツのフランク・クーネリー球団社長もそのことを認められているが、見通しは厳しい。韓国と米国ではなく、第3国で飲酒運転をした疑惑もかけられているため、もし事実であれば、今後のビザ発給はさらに難しくなると見られる。

 ただ、同紙は「彼らはこの問題を解決するべきだ。パイレーツは彼を必要としているのだ」と言及。そして、過ちを犯した姜正浩を解雇するべきとする声があることも認めつつ、以下のように主張している。

「彼は3回、飲酒運転をしている。つまり、彼は最初の2回の過ちから学んでいなということだ。もし彼が人を死なせてしまったり傷つけたなら、解雇に賛成だ。彼はそのようなことはしていないが、すべてを変えてしまった。このことを通じて、彼が学んでくれたことを信じなければならない。非常に厳しい条件の下、パイレーツは彼にもう一度チャンスを与えるべきだ」

 そして、「カンは恐ろしいことをした。しかし、彼なしでは戦力はおちるだろう。今シーズン、もしプレーオフに進出したいなら、彼らは問題解決に取り掛かる必要がある」と重ねて訴えている。

 姜正浩は、今回の事件で母国でも厳しい批判にさらされ、WBC韓国代表から除外。韓国メディアによると、米国大使館は姜正浩の就労ビザ更新申請を却下しただけでなく、「ESTA(電子渡航認証)」の申請も拒否しているため、短期間アメリカに渡ることも難しくなったという。メジャーで確かな地位を築き始めていた強打者は、あまりにも大きな過ちを犯したといえそうだ。

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