スーパーフォーミュラ・ライツ第2戦富士は激しい争いを制した佐藤蓮が初優勝! 名取が2位

2021年4月4日(日)10時28分 AUTOSPORT web

 4月4日、静岡県の富士スピードウェイで全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第2戦の決勝レースが行われ、激しいトップ争いを制した佐藤蓮(TODA FIGHTEX)が2戦目でスーパーフォーミュラ・ライツ初優勝を飾った。第1戦ウイナーの名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320)が2位、3位は野中誠太(Kuo カローラ中京 TOM’S 320)となった。


 4月3日に第1戦が行われた全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権。開幕戦では名取が嬉しい初優勝を飾ったが、4月4日8時25分にフォーメーションラップが始まった第2戦は、晴天の下スタートが切られた。なお、スタート直前のコースイン時に平良響(Kuo カローラ中京 TOM’S 320)が駆動系トラブルのためグリッドにつけず、11台でスタートが切られた。


 前日の公式予選で1分33秒654をマークし、ポールポジションからスタートした名取は、第1戦同様スタートを決めると、イン側へマシンを振りトップでTGRコーナーへ。佐藤、アレジ、そして野中誠太(Kuo カローラ中京 TOM’S 320)、河野駿佑(RS FINE K&N 320)と続くが、2周目に神晴也(Albirex-RT)がコカ・コーラ・コーナーで河野をパス。5番手につける。


 第1戦同様、レースは名取のすぐ背後に佐藤がつけ、ややギャップをおいてアレジが続く展開となるが、名取と佐藤は1秒以内の戦いを展開。7周目のダンロップ・コーナー、8周目のTGRコーナーでは佐藤が名取に並びかけるなど激しいバトルとなり、アレジも少しずつトップ争いに近づいていった。


 そんなトップ争いは、11周目のTGRコーナーで決着する。ブレーキングでロックしてしまった名取のインに佐藤が入り、ついに首位交代。佐藤はそのままマージンを広げ、1.903秒差をつけフィニッシュ。スーパーフォーミュラ・ライツ第2戦で初優勝を飾った。TODA RACINGの優勝は2019年第10戦で大湯都史樹が優勝して以来だ。


 2位は名取となったが、トップ争いのすぐ背後につけていたアレジは、11周目のパナソニックコーナーでアウト側の縁石に乗り、まさかのスピン。これで3位争いは野中と神の争いとなったが、最後までポジションを守った野中が3位でフィニッシュ。初表彰台を獲得した。


 4位は神で、自身最上位を更新。スタートで順位を落としたものの、追い上げた三宅淳詞(MAX RACING 320)が5位でフィニッシュ。スピンしたアレジは6位となった。マスタークラスは今田信宏(JMS RACING with B-MAX)が2連勝を飾っている。


全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権
第2戦富士 決勝レース結果



















































































































































PosMNoDriverCar NameCarLapsGridQualify
12佐藤蓮TODA FIGHTEXTODA RACING1521’33.671
250名取鉄平Byoubugaura B-MAX Racing 320B-MAX RACING TEAM1511’33.654
31野中誠太Kuo カローラ中京 TOM’S 320TOM’S1541’34.043
45神晴也Albirex-RTALBIREX RACING TEAM1581’34.306
510三宅淳詞MAX RACING 320ルーニースポーツ1571’34.244
636G.アレジTOM’S 320TOM’S1531’33.834
735河野駿佑RS FINE K&N 320RS FINE1561’34.194
851小山美姫B-MAX ENGINEERING 320B-MAX ENGINEERING1591’34.745
930DRAGONTEAM DRAGON B-MAX 320B-MAX ENGINEERING15111’35.172
10M4今田信宏JMS RACING with B-MAXB-MAX ENGINEERING15101’34.861
11M11植田正幸MAX RACING RN320ルーニースポーツ15121’36.975
DNS37平良響Kuo カローラ中京 TOM’S 320TOM’S051’34.069


天候:曇り 路面:ドライ
ファステストラップ:佐藤蓮(TODA FIGHTEX) 1’33.923 3/15

スーパーフォーミュラ・ライツ第2戦富士のスタート
名取鉄平(Byoubugaura B-MAX Racing 320)と佐藤蓮(TODA FIGHTEX)の争い
リードする佐藤蓮(TODA FIGHTEX)
パナソニックコーナーでスピンを喫したジュリアーノ・アレジ(TOM’S 320)
野中誠太(Kuo カローラ中京 TOM’S 320)
三宅淳詞(MAX RACING 320)
スーパーフォーミュラ・ライツ第2戦富士 表彰台
優勝を喜ぶ佐藤蓮とTODA RACING戸田憲吾代表
初表彰台を獲得した野中誠太(Kuo カローラ中京 TOM’S 320)

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