アーセナルが10戦無敗に! 主将弾&橋岡大樹のOGでルートン撃破…冨安健洋は74分から出場

2024年4月4日(木)5時25分 サッカーキング

アーセナルがルートン・タウンに2発完勝! [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第31節が3日に行われ、アーセナルとルートン・タウンが対戦した。

 リヴァプール、マンチェスター・シティと共に三つ巴の熾烈な優勝争いを繰り広げているアーセナル。前節はマンチェスター・シティとスコアレスドローに終わり、首位から陥落したものの、敵地から貴重な勝ち点「1」を持ち帰った。今節ホームに迎えるのは18位ルートン・タウン。昨年12月の前回対戦では4−3で勝利を収めたものの、一時は逆転を許し、後半アディショナルタイムに決勝ゴールを奪うなど、大苦戦を強いられた。

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は、過密日程を考慮し、複数ポジションでターンオーバーを敢行。ブカヨ・サカやデクラン・ライスらが先発を外れ、エミール・スミス・ロウやリース・ネルソンがスタメンに名を連ねた。冨安健洋はベンチから出場機会をうかがう。対してルートン・タウンは、橋岡大樹が3試合ぶりに先発入りを果たした。

 序盤はアーセナルが主導権を握る。各選手が流動的なポジションを取りながら、トーマス・パルティやマルティン・ウーデゴーアを起点に何度も際どい形を創出。迎えた24分、アーセナルはスミス・ロウのボール奪取を起点にショートカウンターを発動すると、カイ・ハフェルツが起点を作り、ボックス内へ走り込んだウーデゴーアにパス。ワントラップから左足を振ると、鋭いシュートがゴール左下に突き刺さり、ホームチームが先制に成功した。

 失点直後のルートン・タウンはサイドからのクロスを起点に何度かチャンスを作るが、決定的なシュートを放てず。34分、アーセナルはボックス手前でボールを受けたウーデゴーアが絶妙なパスを通し、スミス・ロウに決定機が訪れたが、シュートはGKトーマス・カミンスキがセーブ。41分には内側へ絞ったベン・ホワイトからネルソンへと繋ぎ、最後はボックス内左のハフェルツがフィニッシュに持ち込んだが、再びGKカミンスキが鋭い反応を見せた。

 44分、レアンドロ・トロサールの斜めのパスで左のニアゾーンを取ったスミス・ロウが中央へ折り返し、ファーサイドからネルソンが飛び込む。カバーに入った橋岡に当たったボールがゴールに吸い込まれ、アーセナルがリードを広げた。前半はこのまま2−0で終了する。

 後半の序盤もホームチームのペースに。GKダビド・ラヤを含めたビルドアップでルートン・タウンを釣り出し、背後への動きを繰り返すハフェルツを起点に何度かチャンスを作る。55分過ぎからはルートン・タウンも敵陣内でのプレー時間を増やすが、ラストパスの精度を欠き、なかなかフィニッシュに持ち込めない。互いに決定機を作れぬまま時計の針が進んでいく。

 80分、アーセナルは途中出場の選手がチャンスを演出。相手DFラインの背後へ抜け出したエディ・エンケティアが起点を作ると、サポートに入ったトロサールを経由し、ボールはボックス手前の冨安健洋へ。右足でゴール右下隅を狙ったが、惜しくも枠を捉えられず。対するルートン・タウンは87分、アルフィ・ダウティーが左サイドを突破すると、クロスのこぼれ球に橋岡が反応しボレーシュートを狙ったが、相手DFのブロックに阻まれた。

 その後もスコアは動かず、試合は2−0で終了。勝利したアーセナルはリーグ戦での無敗記録を「10」まで伸ばしている。次節は6日に行われ、アーセナルはアウェイでブライトンと、ルートン・タウンはホームでボーンマスと対戦する。

【スコア】
アーセナル 2−0 ルートン・タウン

【得点者】
1−0 24分 マルティン・ウーデゴーア(アーセナル)
2−0 44分 橋岡大樹(オウンゴール/アーセナル)


【動画】アーセナルがルートンに2発完勝! “日本人対決”も実現

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