【関西六大学野球】大商大・鈴木豪太 最速147キロサイド右腕が7連覇のキーマン

2025年4月4日(金)9時0分 スポーツニッポン

 関西六大学野球連盟の春季リーグ戦は5日、GOSANDO南港野球場で開幕する。大商大はリーグ新記録更新の7連覇を目指し、投打に充実。そんなディフェンディング・チャンピオンを目下5季連続2位の大経大を筆頭とした他5大学が追う。常勝軍団が王座を守るのか、それとも新王者が生まれるのか——。全国切符をかけ、意地と意地がぶつかる戦いが幕を開ける。(取材=河合 洋介)

 大商大には、前人未踏の7連覇に導くにふさわしい大黒柱がいる。最速147キロを誇る横手投げ右腕の鈴木豪太(4年)だ。リーグ通算7勝を数えるプロ注目の変則投手は、「日本一を目指しているので、リーグ優勝は大前提。誰よりも全国優勝に貢献したいです」と責任感を口にした。

 横手から投じる直球は伸び上がるような力強さがあり、打者の手元でシュート気味に変化する。先発機会を与えられた昨春に登板5試合(先発3)32回を投じて防御率0・00と才能が花開き、MVPを初受賞した。さらに、6月の全日本大学野球選手権では中央学院大との1回戦で2安打完封勝利。「リーグ戦の防御率0・00が偶然ではないと証明できた」と自信を深めた。

 大商大には最速144キロの上手投げとして進学。当時の先輩には昨秋阪神ドラフト1位の伊原陵人を筆頭に上田大河(現西武)、高太一(現広島)ら好投手がそろい、選手層の厚さに圧倒された。その入学直後、富山陽一監督から打診されたのが横手投げへの転向だった。「チームに横手投げが不在で、これが自分の生き残る道だと思った」。この変則右腕への転身が転機となる。動く直球という武器を手に入れ、昨年は春秋ともに大学日本代表候補合宿に招集されるまでに成長。NPBスカウトからも注目を集める存在になった。

 「横手にしなければ、プロを目指すこともなかったと思います」

 最速148キロ左腕の星野世那(3年)らが並ぶ投手力は全国屈指。その中心に立ち続けるべく、昨春同様にゼロだけを積み重ねる。

 ◇鈴木 豪太(すずき・ごうた)2003年(平15)1月31日生まれ、滋賀県長浜市出身の22歳。小2から浅井西スポーツ少年団で野球を始め、中学では彦根JBoysに所属して捕手を務める。東海大静岡翔洋(静岡)では1年夏に背番号19でベンチ入りし、2年秋から背番号1。大商大では1年春の全日本大学選手権で公式戦初登板し、リーグ戦通算7勝。50メートル走6秒7、遠投105メートル。1メートル75、84キロ。右投げ右打ち。

 ▼大商大・富山陽一監督 昨秋は(明治神宮大会の)関西地区代表決定戦に敗れ、関西六大学の代表として申し訳なかった。毎年、一歩ずつレベルを上げていかなければいけない。そのためには必ず春季リーグを優勝して全国に行き、去年よりも上に行きたい。

スポーツニッポン

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