スタートダッシュ失敗の王者ホークス、打線に切れ目? 失速の要因探る

4月5日(火)17時24分 フルカウント

巻き返しへ、ポイントの一つになる「5番」

 ソフトバンクの調子がイマイチである。開幕から8試合を終えて、3勝4敗1分けの借金1。パ・リーグ5位に位置しており、昨季の王者はスタートダッシュに失敗したといえる。

 ここまでの8試合、ソフトバンクが勢いを欠く要因となっている1つが「5番」にある。明石健志、バーバロ・カニザレス、長谷川勇也、中村晃、松田宣浩……。8戦で実に5人が5番に入っているように、打線が思うようにつながらず、形が定まっていないことが分かる。

 昨季、5番に入った李大浩がオフにFAとなり、米MLBのシアトル・マリナーズへと移籍。空位となった位置は、長谷川やカニザレスの起用で埋まると思われていたものの、その2人の調子が思うように上がらない。

 長谷川はオープン戦で打率2割2分6厘と奮わず、開幕スタメンから外れた。カニザレスは開幕2戦目から5番に入り、3戦連続安打を放ったが、状態は下降線を描き始め、2日の日本ハム戦(東京ドーム)からは中村晃、松田が順に5番に起用された。

 ここまでの8試合で、5番全体では34打数7安打の打率2割6厘。出塁率2割2分2厘は1〜9番までで、9番に続き2番目に低い数字となっている。

ここまで得点はリーグ最下位タイ

 内川聖一が入る4番が34打数11安打の打率3割5分5厘(出塁率4割4分4厘)、松田が主に起用される6番は34打数10安打で3割3厘(同3割6分1厘)、中村晃の7番は33打数10安打の打率3割7分9厘(同4割8分6厘)と、いずれも高い率をマークしていることを考えれば、5番が打線の切れ目となっていることは明らかだ。

 工藤公康監督(52)をはじめとする首脳陣も、5番がキーポイントとなっていることは認識している。あるコーチも「5番がね……」とポツリとつぶやく。上昇気流をつかむためには、5番のテコ入れが不可欠となっている。

 ファーストチョイスとなるのは長谷川の復調待ちだ。7番DHで出場した4月3日の日本ハム戦では、3打数2安打を放ち、3試合連続安打。13打数5安打で打率3割8分5厘としており、打撃の状態は上向いてきている。

 工藤監督も3番の柳田から左、右(内川)、左(長谷川)、右(松田)、左(中村晃)、右(今宮)、左(斐紹ないし高谷)とジグザグ打線が組めることを理想としている。これには、投手起用でスイッチさせにくくする狙いがある。

 昨季、12球団トップの651得点をたたき出した打線が、今季はここまで30得点と、オリックスと並んでリーグ最下位。自慢の強力打線が火を噴く日は、いつになるのか——。

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