ケイン争奪戦はレアルとマンCの一騎討ちに…移籍金は約200億円

2020年4月5日(日)15時54分 サッカーキング

トッテナムのエースとして活躍を続けるケイン [写真]=Getty Images

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 レアル・マドリードとマンチェスター・Cが、トッテナムに所属しているイングランド代表FWハリー・ケインの獲得に動く模様だ。イギリスメディア『エクスプレス』が5日に報じている。

 ケインは「スパーズ(トッテナムの愛称)が大好きだけど、チームとして進歩が感じられなくなったら、永遠にここにいるとは明言できない」と退団の可能性を示唆したことから、マンチェスター・Uへの移籍が取り沙汰されていた。しかし、マンチェスター・Uはドルトムント所属のイングランド代表FWジェイドン・サンチョやアストン・ヴィラ所属の同国出身MFジャック・グリーリッシュらの獲得を優先事項としており、ケインの獲得に動く可能性は低いと報じられていた。

 このような状況の中で、ケインの新天地としてレアル・マドリードやマンチェスター・Cの名前が挙がっている。レアル・マドリードはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現ユヴェントス所属)の退団以降は得点力が低下しており、フランス人FWカリム・ベンゼマと定位置争いを繰り広げられるストライカーの確保を急いでいるという。一方のマンチェスター・Cはエースとして君臨しているアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロとの現行契約が来季で満了となることから、代役探しをスタートしている。同クラブにはブラジル代表FWガブリエル・ジェズスも所属しているが、こちらはユヴェントスへの移籍が噂されている。

 しかし、“大型移籍”が実現するには高額な移籍金が障壁となる。トッテナムはケインの売却には1億5000万ポンド(約200億円)を要求する構えを見せているようだ。果たして、ケインは今季限りでトッテナムを離れ、新天地での挑戦をスタートさせるのだろうか。今後の動向に注目が集まっている。

サッカーキング

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