マセラティ、新型『グラントゥリズモ』の受注に先立ちコンフィギュレーターを開設。75周年モデルも用意

2023年4月6日(木)21時23分 AUTOSPORT web

 4月6日、マセラティ ジャパンは新型『マセラティ・グラントゥリズモ』のエクステリアやインテリアを自由にシミュレーションできるコンフィギュレーターを公式サイト(https://www.maserati.com/jp/ja)に設置し、同日より利用可能になったと発表した。


 今回オープンしたのは、今月21日(金)からマセラティ正規ディーラーでオーダー受付が開始される『グラントゥリズモ』の“モデナ”、同ハイパフォーマンスモデルの“トロフェオ”、このふたつモデルのコンフィギュレーターだ。


 いずれのモデルもマセラティが開発した革新的な3.0リットルV6ツインターボ“ネットゥーノ”エンジンが搭載され、モデナでは最高出力490psを発揮。高性能モデルのトロフェオには550psまでパワーが引き上あげられたパワーユニットが採用されている。


 100パーセントイタリア製の新型グラントゥーリズモは“The Others Just Travel(人生を彩る快適な旅)”をコンセプトに掲げ、スポーツカー特有の高いパフォーマンスと、長距離走行に適した快適性を兼ね備える。


 そのエクステリアは、美しさと機能性の理想的なバランスをデザインで表現。他とは一線を画す個性と、一目でそれとわかるライン、クラス最高の力学を補完するにふさわしいピュアなフォルムは、このクルマが持つ正統性と洗練されたデザインの要素を際立たせる。


 4月21日からスタートするオーダー受付には、グラントゥリズモの限定モデル“75th Anniversary Edition(75thアニバーサリー・エディション)”も含まれている。レーシングヘリテージにインスパイアされたこの特別仕様車はマセラティのアイコンの誕生を祝うとともに、限定モデル専用の仕様と洗練されたパーソナライゼーションの美しさが表現されたモデルとなり、トロフェオは“グリージョ・ラミエラ”と“ネロ・コメータ”のふたつのバージョンから選択することが可能だ。


 いずれのバージョンもコルセ・レッド(グリージョ・ラミエラ)とミントグリーン(ネロ・コメータ)の専用エクステリア・ペイントを際立たせるキャビン内のステッチと刺繍のコントラストが美しく表現され、マセラティのシンボル“トライデント(三叉槍)”と75周年記念のロゴがシートを飾る。また、ハブキャップやマッドガード、トランクの外装にもさらなる個性を出すために各々のシートとマッチしたカラーによる専用パーソナライズが追加されている。


 新型グラントゥリズモ各モデルの価格は、モデナが2440万円、トロフェオの通常モデルが2998万円、同限定モデルの75thアニバーサリー・エディションでは3660万円(いずれも税込み)となっている。

新型マセラティ・グラントゥリズモ “トロフェオ”のインテリア(コクピット)
新型マセラティ・グラントゥリズモの高性能モデルある“トロフェオ”には最大出力550PSを発揮する“ネットゥーノ”が搭載される
マセラティ・グラントゥリズモに搭載される3.0リットルV6ツインターボエンジン“ネットゥーノ”
新型マセラティ・グラントゥリズモ “トロフェオ”のエクステリア(外装色:ロッソ・グラントゥーリズモ)

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