福岡長谷部監督の説教話題「スローインで…」鹿島岩政監督の態度に批判も
2023年4月6日（木）6時1分 FOOTBALL TRIBE
鹿島アントラーズは5日、YBCルヴァンカップのアビスパ福岡戦で1-0と勝利。ただ試合終了直後に岩政大樹監督が福岡の長谷部茂利から説教を受けており、両指揮官のやり取りが話題を呼んでいる。
鹿島は前半からチャンスを作ると、32分にMF荒木遼太郎が複数の相手選手に囲まれながらも右足を振りぬき、ゴールネットを揺らす。すると先制された福岡は37分にブラジル人FWルキアンを投入したほか、後半にはMF紺野和也やブラジル人FWウェリントンも途中出場。反撃を試みたが最後までゴールは生まれず、1-0で鹿島が福岡の追撃を振り切った。
問題となったのは、後半アディショナルタイムに鹿島ベンチ前で福岡ボールのスローインとなった場面だ。福岡はビハインドの展開ということもあり、ボールがサイドラインを割った位置よりも前の場所からプレーを再開しようとしたが、岩政監督がテクニカルエリアを出ながらもボールを持って正しい位置に戻している。
すると試合終了直後、両監督が握手を交わす際に長谷部監督が真面目な表情でスローインの位置を指差しながら「（スローインで）あそこ出てくるのはよくないと思うよ。監督だからそういうことするな！」と厳しく指摘。岩政監督は笑みを浮かべながら頭を下げている。
この両監督のやり取りは瞬く間にツイッター上で拡散。「長谷部さんかっこいい！」、「長谷部監督の株が爆上がり」、「長谷部さんはやっぱり大人」、「長谷部監督が岩政監督にダメだよって言ってくれたのはとてもいいことだと思う」、「敵味方関係なくこういうのしっかり言える人尊敬できる」と、長谷部監督に対する称賛が数多く寄せられている。
一方で「岩政監督の態度ダメ」、「長谷部監督の注意にニヤニヤしている姿は良くない」と岩政監督に対する批判が噴出。「監督を注意する前にスローインの位置は少しくらい守ってほしい」といったスローインの位置に関するコメントもあるほか、「審判に問題があったのでは？」という声も上がっている。
