【米国はこう見ている】田中将大の球速不足を米メディアが不安視「スペクタクルではなかった」

4月6日(水)15時27分 フルカウント

スプリットが51球で直球が1球? 開幕戦登板の右腕に地元メディアが出した分析とは…

 ヤンキースの田中将大投手は5日(日本時間6日)、本拠地ヤンキースタジアムで行われたアストロズ戦で2年連続の開幕投手を務め、5回2/3を投げて4安打2失点1四球4奪三振で勝敗はつかなかった。1点リードの6回に同点ソロを被弾して降板。昨年までと比べてツーシームの球速が上がらなかった影響か、全87球のうち宝刀スプリットの球数を「51球」とレポートする地元メディアもあるなど、今季初マウンドで試合は作ったものの本調子とは言えない投球だった。試合はヤンキースが3-5で敗れた。

 2年連続で開幕投手を任された田中。試合開始時点で気温2度と冷え込む厳しいコンディションの中、試合を中継した地元テレビ局の球速表示では速球の最速が90マイル(約145キロ)にとどまった。

 ESPNは特集で「タナカの2016年最初の6イニングで、彼の投じたフォーシーム(直球)は1球。彼は最初の打者9人を打ち取り、その後ガス切れした」とレポートしている。

 この日はツーシーム主体の投球となった田中。直球は実際にはもう少し多かったと見られるが、記事ではわずか1球だったと分析。さらに、ベースボール分析メディア「ブルックス・ベースボール」は田中が投じた全87球のうち、51球がスプリットだったと算出したことも伝えている。つまり、全投球のうち約59%がスプリットだったと認定しているという。

「ファストボールが1度も91マイル(約147キロ)を超えなかった」

 田中のスプリットは昨季、52.5パーセントの空振り率を誇った。これはメジャー全投手の決め球で最も高い確率で、魔球として知られている。「スプリット・キング」とも呼ばれる田中だが、実際には田中の投じたツーシームの球速が通常よりも遅かったため、スプリットとカウントされた可能性もある。

 ESPNが試合後の速報で「ファストボールが1度も91マイル(約147キロ)を超えなかったタナカの傾向としては、ホームランを浴びてアストロズに同点に追いつかせただけでなく、昨シーズンと同じような問題が今シーズンも続くと思わせるものだった」と伝えるなど右腕の球速不足を不安視する声もあった。

 特集では、6イニングを投げきれなかった日本人右腕について「1試合で語るのは早過ぎるが、火曜日に関して、タナカは再び堅実ではあったが、スペクタクルではなかった」と指摘している。先発としてゲームを作ったが、名門のエースとして更なる奮起を求められている。

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