ホークス工藤監督、4時間半のドローに「和田くんに申し訳ない」

4月6日(水)0時1分 フルカウント

和田、7回2失点10奪三振も復帰初勝利ならず

 5日のロッテ戦(ヤフオクドーム)。ホークスが4-2と2点リードで迎えた8回表、2番手のバリオスが2本の長打を浴びて1点差とされ、なおも1死二、三塁。ここで清田育宏に投じた4球目のフォークがバウンドして一塁側に逸れると、三塁走者の岡田幸文が同点のホームを踏んだ。この瞬間、スタンドの悲鳴とともに、和田毅の日本球界復帰初白勝利が消えた。試合はそのまま延長12回の引き分け。4時間半にもおよぶドロー劇となった。

 和田は初回に3者連続三振を奪う完璧な立ち上がり。その後もキレのあるストレートやカットボールを駆使して、マリーンズ打線を圧倒。6回に清田に2点本塁打を許すも、失点はこの2点だけ。7回122球を投げて奪った三振は10に達した。

 試合後、工藤公康監督は和田について「非常にいいピッチングをしてくれた」と絶賛。

「7回までいってくれたことはチームとしても助かったが、球数が増えたのでそれ以上はというところだった。あれだけいいピッチングをしていたので勝たせてあげたかった。和田くんには申し訳ない」

今後のセットアッパーの選択は「いい人をうしろに」

 和田の白星を消す形となったバリオスについては、まず「う〜ん。ボール自体は悪いとは思わないんだけどね」とひと言。

「勝負を焦りすぎたり、2ベースの後の初球を打たれたりした。2点リードがあったんだから、1点はいいという気持ちで向かっていってくれたらよかったんだけどね」

守護神・サファテへとつなぐセットアッパーの固定について問われるとこう語った。

「五十嵐亮太も森唯斗も今日のように低めに集めてくれたら点は取られない。投手コーチとも話をして、いい人を後ろにもっていくことは考えたい」

 これでホークスは開幕から4カード連続でカード初戦の白星がない。昨シーズン「目の前のカードに勝ち越すことが大事」と口にしてきたが、初戦をものにできなければカード勝ち越しのハードルは当然のように上がっていく。打線に元気がないことも課題だが、まずはリードをしっかり抑えられるブルペン陣の整備と起用方法を確立したい。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

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