【米国はこう見ている】開幕戦始球式の松井秀喜氏にNYファン大歓声 「求める選手像は彼なんだ」

4月6日(水)9時32分 フルカウント

ヤンキース敗戦で地元メディアは「彼がユニフォーム姿ではなかったのが痛恨」

 ヤンキースの松井秀喜GM特別補佐が、5日(日本時間6日)の開幕戦アストロズ戦で始球式を務めた。ヤンキースタジアムでの開幕戦で日本人がファーストピッチの大役を果たしたのは史上初。ニュージャージー州最大のニュースサイト「NJ.com」は「最も新しいプライド・オブ・ザ・ヤンキースのヒデキ・マツイがファーストピッチ」の見出しで伝えている。

 ゴジラの異名で愛された松井氏がヤンキースのブルゾン姿で快晴のヤンキースタジアムに登場すると、スタンドから大歓声が巻き起こった。観客の声援に手を上げながら応えた2009年ワールドシリーズMVPは、マウンドからストライク投球。スタンディングオベーションの中、2年連続で開幕投手を務めた田中将大投手をグータッチで激励し、ブライアン・マッキャン捕手と抱擁を交わして記念のボールを受け取った。そして、摩天楼で愛された英雄は爽やかな笑顔を浮かべながらダッグアウトに戻った。

 名門ヤンキースの功労者である松井は4日に、チームに大きく貢献したOBの功績を讃える「プライド・オブ・ザ・ヤンキース賞」という特別な表彰を受けた。一昨年はマリアノ・リベラ氏とアンディ・ペティット氏、昨年は元監督のジョー・トーリが同賞を受け、開幕戦で始球式を行ったが、今年は松井氏が選ばれた。

 記事によると、現役時代にはチームメート、そして世界一に輝いた09年には指揮官としても松井氏と共闘したジョー・ジラルディ監督は、7シーズン(2003〜09年)にわたってヤンキースを沸かせた和製スラッガーについて改めて絶賛したという。

指揮官も絶賛「彼は人間性とプロフェッショナルな部分でリーダーとなっていた」

「チームメートとして、監督としても、求める選手像は彼なんだ。彼はタフな選手だった。極限まで努力していた。プレーでフィールド上のリーダー役となり、彼は人間性とプロフェッショナルな部分でクラブハウスでもリーダーとなっていた。彼はクラブハウスでとても愛されていた。みんな彼の近くに集まっていたんだ」

 勝負強いバッティングのみならず、練習態度や人間性でもヤンキースで圧倒的な求心力を誇っていたと指揮官は回想。松井氏も通訳を介して、「そのような賛辞を受けると、感謝しかありません。プライド・オブ・ザ・ヤンキース賞に関して言えば、本当に幸せです。受賞に関しては本当に光栄と感じています」と語っている。

 ヤンキースで通算140本塁打、597打点を記録した松井氏。2009年のフィリーズとのワールドシリーズでは、3本塁打、8打点、打率6割1分5厘と伝説的なバッテングを披露し、ピンストライプの名門を優勝に導いた。

 この日、ヤンキースは3-5で開幕戦を落とし、ESPNは「彼がユニフォーム姿ではなかったのが痛恨だ。ヤンキースはヒューストン・アストロズ戦の3-5での敗戦で、彼の打撃を活用することができたのに…」と報じている。偉大なるゴジラに対するニューヨーカーからの敬愛の念は、未だに絶大な様子だ。

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