南野拓実が出場直後に同点弾も…ザルツブルク、4失点でラツィオに敗れる

2018年4月6日(金)11時24分 サッカーキング

交代出場直後にゴールを決めた南野拓実 [写真]=Getty Images

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 ヨーロッパリーグ(EL)準々決勝ファーストレグが5日に行われ、ラツィオ(イタリア)とMF南野拓実のザルツブルク(オーストリア)が対戦。南野はベンチスタートだった。

 均衡を破ったのはホームのラツィオだった。開始8分、敵陣右サイドからドゥサン・バスタが中央へ折り返すと、ファーサイドに詰めていたセナド・ルリッチがダイレクトで合わせてゴールネットを揺らした。

 早々にビハインドを負ったザルツブルクは27分、右サイドからのクロスに反応してバスタと競り合ったムナス・ダブールが倒される。主審は一時、プレーを流していたものの、最終的にはPKの判定に。ヴァロン・ベリシャがゴール右隅へ決め、同点に追い付いた。30分の得点で、1−1でハーフタイムを迎えた。

 後半立ち上がり、再び先手を取ったのはラツィオだった。49分、細かいパスワークでペナルティーエリア右奥まで進出すると、ゴール前への折り返しにマルコ・パローロが反応。巧みに右足で合わせて勝ち越しに成功した。

 再びビハインドを負ったザルツブルクは70分、南野を投入。すると直後の71分、背番号「18」が期待に応えてみせる。ペナルティーエリア右手前でポストプレーに入り、後方に流れたこぼれ球をダブールが拾う。ドリブルが右前方へ流れたところに反応し、ラストパスを受けたような形で相手GKと1対1に。右足シュートを冷静に決め、スコアは2−2となった。

 しかし終盤、底力を見せたのはラツィオだった。74分、スルーパスに抜け出したフェリペ・アンデルソンが相手GKとの1対1を制して3点目を決めると、2分後には敵陣でのボール奪取からカウンターを敢行。ルーカス・レイヴァのラストパスをペナルティーエリア左側で受けたチーロ・インモービレが右足シュートで相手GKの股下を抜き、4点目を記録した。

 試合は2−4で終了。ザルツブルクは2度に渡って同点に追い付く粘りを見せたものの、4失点を喫して敵地で敗れた。セカンドレグは12日、ザルツブルクのホームで行われる。

【スコア】
ラツィオ 4−2 ザルツブルク

【得点者】
1−0 8分 セナド・ルリッチ(ラツィオ)
1−1 30分 ヴァロン・ベリシャ(PK)(ザルツブルク)
2−1 49分 マルコ・パローロ(ラツィオ)
2−2 71分 南野拓実(ザルツブルク)
3−2 74分 フェリペ・アンデルソン(ラツィオ)
4−2 76分 チーロ・インモービレ(ラツィオ)

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