江本孟紀、金村義明、岡田彰布がプロ野球順位予測に挑む

4月6日(木)7時0分 NEWSポストセブン

辛口評論の江本氏の優勝予想は

写真を拡大

 プロ野球の順位予測は、いつものことながら難しい。名将・野村克也氏も「優勝は巨人。あとは……わからん」と苦笑いしながら答えるほどだ。その難問に、野球評論家の江本孟紀金村義明岡田彰布の3氏が挑んだ。


「1位予想」の球団は、セ・巨人、パ・ソフトバンクと3氏が一致した。


「両チームともブッちぎりで優勝するだけの戦力を備えている。監督の采配が少々まずくても優勝できる戦力じゃないか?」(江本氏)


 岡田氏の巨人評はこうだ。


「弱点だった投手陣は、FAで加入した中継ぎの森福允彦(30)の存在で大きく改善された。セ・リーグでは珍しい左サイドスローなので、左打者対策に力を発揮すれば、(FAで獲得した)山口俊(29)の出遅れを補って余りある」


 ソフトバンクも巨人同様に充実の投手陣を擁する。


「WBCで活躍した千賀滉大(24)を筆頭に、オープン戦で7回無安打の好投を見せた松坂大輔(36)も出番がないほど層が厚い。打撃面の悩みだった大砲も、昨年24本塁打を放ったデスパイネ(30、ロッテから)を獲得した。頭ふたつ抜けた存在です」(金村氏)


 連覇を狙う日本ハムについては、各氏とも「キーマンは大谷翔平」と口を揃える。投手としては不安が残るが、金村氏はむしろ“好材料”とみる。


「大谷がDHに専念すれば、本塁打、打率、打点といった打撃タイトルを獲るんじゃないか。昨年、打者のみで出場した時のチーム成績は50勝31敗2分。中田翔(27)、レアード(29)と組む中軸打線は脅威ですよ」


 一方の広島は、黒田博樹の引退が響くとの予想。


「黒田が投げた150イニング、10勝をどうするか。昨季は前田健太(28、ドジャース)の穴を野村祐輔(27)が埋めたが、2年連続最多勝は無理だし、打撃陣も昨年はできすぎ。各選手が昨シーズンを超えられず、チーム成績も落ちるだろう」(江本氏)


 もちろん、昨季日本ハム、広島の優勝を予想した人は少なかったように、野球には「一発逆転」のドラマがある。今季、奇跡を起こし得るチームはどこか。江本氏は、昨季パ・最下位のオリックスに注目する。


「活躍していないので印象は薄いが、選手層は意外に厚い。シーズンが始まるとダメになる不思議な球団です(笑い)。しかし、投手陣は復活にかける金子千尋(33)、3年連続2ケタ勝利の西勇輝(26)にディクソン(32)と揃っている。今年あたりは間違って2位にくるんじゃないですか」


 金村氏も、昨季セ・最下位に沈んだ中日を推す。


「森新監督はセ・リーグの最高齢監督で、どこの監督よりもチームの内情を把握している。攻撃は土井正博、森脇浩司両コーチに任せて、投手出身の監督が投手陣をしっかり見れば、一発逆転もあり得ると思います」


●各氏の順位予測

【江本孟紀氏】

セ・リーグ(1)巨人(2)阪神(3)広島(4)ヤクルト(5)DeNA(6)中日

パ・リーグ(1)ソフトバンク(2)オリックス(3)日本ハム(4)ロッテ(5)楽天(6)西武


【金村義明氏】

セ・リーグ(1)巨人(2)広島(3)阪神(4)中日(5)ヤクルト(6)DeNA

パ・リーグ(1)ソフトバンク(2)日本ハム(3)楽天(4)ロッテ(5)西武(6)オリックス


【岡田彰布氏】

セ・リーグ(1)巨人(2)広島(3)阪神(4)DeNA(5)ヤクルト(6)中日

パ・リーグ(1)ソフトバンク(2)ロッテ(3)日本ハム(4)楽天(5)西武(6)オリックス


※週刊ポスト2017年4月14日号

NEWSポストセブン

「プロ野球」をもっと詳しく

「プロ野球」のニュース

トピックス

BIGLOBE
トップへ