パ・リーグは全球団が10試合消化 楽天&ロッテが好調、ホークスは苦戦

4月7日(木)14時38分 フルカウント

楽天は勝利の方程式が確立されれば…、ロッテはナバーロ復帰でさらに怖い存在に

 パ・リーグは6日の公式戦3試合を終え、開幕から全チームが10試合を戦った。昨年王者のソフトバンクが3勝5敗2分と苦しんでいる一方、ロッテ、楽天が6勝3敗1分で同率首位に立つなど、好スタートを切った。

 特に下馬評を覆すような戦いぶりを見せるのが楽天。好調の要因は、先発投手陣の奮闘だ。6勝のうち、エース則本が2勝、この日勝利した美馬が2勝、辛島が1勝、塩見が1勝と、ローテ投手が白星を掴んでいる。打線も絶好調で、1番の岡島から9番の嶋まで、ほぼ固定されたオーダーの中で各選手が首脳陣の期待に応えている。

 唯一の課題といえるのが守護神・松井裕に繋ぐ中継ぎ投手の整備。だが裏返すと、勝利の方程式が確立されれば、リーグの台風の目になる可能性は大いにある。

 ロッテは10試合中7試合が3点差以内のゲーム。この日も同点の9回、ソフトバンク守護神のサファテからデスパイネがバックスクリーンへの本塁打を放って勝負を決めるなど、緊張感のあるゲームを多くものにしている。離脱中のナバーロが今月中にも復帰する見込みで、合流までこの勢いが続けば、他チームにとってさらに怖い存在になるだろう。

 オープン戦でも好調だったロッテ(パ・リーグで1位)と楽天(同3位)。どこまでこの勢いが続くか。

最下位オリックスは投手陣の整備が急務か

 3位ながら勝ち星は6勝で上位2チームと並んでいる西武は、チーム打率.291と打ちまくっている。昨年、シーズン最多安打記録(216安打)を樹立した秋山から、栗山、浅村、中村、メヒアらが3割を超える打率を残し、オープン戦打率.400で12球団トップだった坂田がこの日の日本ハム戦でも2安打2打点の活躍。実績十分の選手が揃うだけに、しばらくはいい流れが続きそうだ。

 4位の日本ハムは打率.237と湿りがち。エース大谷の今季初勝利も待たれる。ただ、投打がかみ合えば、今後の浮上は十分、期待できるチームだ。

 ソフトバンクは3勝5敗2分の5位。昨年トリプルスリーの柳田が32打数6安打、打率.188。この日のロッテ戦でも7回1死満塁の絶好機に二ゴロに倒れるなど、波に乗れない日々が続く。とはいえ、多くの野球評論家が優勝予想する、大本命のチーム。どの時期にエンジンがかかってくるか。その爆発力も注目したい。

 心配なのはオリックス。3勝7敗で最下位に沈む。オープン戦も4勝9敗3分と、パ・リーグでは6位だった。チーム打率.239もさることながら、防御率5.77と、投手陣が不調。金子、西の先発2本柱もそれぞれ2試合勝ち星なしという現状だ。まだ10試合だが、投手陣の整備は急務といえる。

 残りは133試合。まだまだめまぐるしく順位は変動していく。各チーム、弱点や課題をどのように克服していくか。誰がチームを牽引していくのか。常勝軍団のソフトバンクを脅かす存在は現れるのか。連日連夜のドラマが続いていく。

【了】

(記事提供:パ・リーグ インサイト)

「パ・リーグ インサイト」編集部●文

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