「福岡発 売り子名鑑」大分出身の4年目ベテラン 楽しみはファンとの会話

4月7日(金)22時54分 フルカウント

1年目は「試合の最後までタンクを担いでいるのは精一杯」も…

 球場の新たな”エンターテインメント”になっている「売り子」。美女どころといわれる福岡で働くアサヒビール、キリンビールの両メーカーの売り子を不定期連載で紹介する「福岡発 売り子名鑑」の第4回をお届けする。

 第4回は、アサヒビールの「あいり」さんだ。

 ソフトバンクでは内川聖一今宮健太、甲斐拓也、笠谷俊介、川瀬晃を輩出している大分県出身の21歳。大学進学を機に、福岡へ出てきた。「何か福岡らしいことをしたかったんです。結構人見知りをするので、それが治ったらいいなと思いました」という思いで、ヤフオクドームの売り子に挑戦。今季で4年目を迎えるベテランの売り子さんだ。

 三塁側内野席と左翼外野席が主戦場のあいりさん。売り子1年目は「試合の最後までタンクを担いでいるのは精一杯でした。本当に体力がなくて、最初は1試合やったらフラフラになっていました」というが、4年目ともなるとそこは慣れたもの。「最近は体力ついてきたね、と言われるようになりました。去年くらいからはグッと常連の方も増えてくれました」と話す。

 幼少期からピアノを続け、小学生の時には九州の大会への出場経験もある一方で「運動は全然ダメです」という彼女が、15キロのタンクを背負いながらの重労働に耐えて来られたのは、ファンの存在があってこそだ。「お客さんと話をするのが楽しいですね。やっぱりお客さんが、他の子からは買わずに『待ってたよ』と言ってくれたり、遠くから呼んでくれたりする。それがすごく嬉しいですね」。

先輩から受け継いだ“常連さん”との交流

 そんな「あいり」さんにとって、印象深いファンがいるという。

「毎試合毎試合決まった席で見に来ている方がいるんです。私が1年目の時に、当時4年目の先輩の常連さんだったんですが、その先輩が引退してからは、私から買ってくださるようになりました。ほとんど毎試合来てらっしゃるので、その人が来られていないと、どうしたんだろうと心配になってしまいます。私も、この方は大体この時間に飲むだろうと考えて、お席に行ったりするようにしているので。その辺りの席は、だいたいいつも同じお客様が座っているので、いない時には、周りのお客さんに『どうしたんですか?』って聞いたりします」

 大学では、英語を専攻し、将来、航空会社のキャビンアテンダントになることを夢見ている。大学4年生で、現在は就職活動の真っ只中で、大学での勉強、就職活動、そして売り子と慌ただしい日々を送っているという。

「ガツガツと話しかけてもらった方がいいですね。自分から話しかけるのは苦手なので。話しかけていただけたら、楽しく話が出来ます。好きな男性のタイプも、押しが強いタイプの人。自分からはなかなかいけないので」という「あいり」さんの目印は、大きな白いシュシュで止めたポニーテールだ。

「分かりづらいかもしれませんが、白いシュシュのポニーテールを見つけて、どんどん話しかけてくださいね!」

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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