ベンゼマがハットトリック！ R・マドリードがチェルシー相手に敵地で先勝
2022年4月7日（木）5時59分 サッカーキング
チャンピオンズリーグ（CL）の準々決勝1stレグが6日に行われ、チェルシー（イングランド）とレアル・マドリード（スペイン）が対戦。アウェイのR・マドリードが3−1で先勝した。
初戦をホームで迎えたチェルシーは、ヴィニシウス・ジュニオールと対峙する右サイドにリース・ジェームスを配し、セサル・アスピリクエタを左で起用。対するR・マドリードは、バルベルデを3トップの右で起用する変則的な「4−3−3」でスタートした。
昨季の準決勝で対戦した両チームの再戦は、キックオフ直後からホームのチェルシーが積極的な姿勢を見せるが、先に決定機を迎えたのはアウェイのR・マドリード。10分、中盤でのボール奪取から右サイドでカリム・ベンゼマ、フェデ・バルベルデとつないで、最後はボックス左でボールを受けたヴィニシウスがカットインから右足を振り抜いたが、ボールはクロスバーを叩いた。
チェルシーは15分、ボックス右角付近で得たFKをジェームズが直接狙ったが、これはGKティボ・クルトワが好セーブ。20分にはアントニオ・リュディガーが前線に送ったボールをメイソン・マウントがヘッドで狙うも、威力を欠いたシュートはGKクルトワに難なく処理されてしまう。
すると21分、左サイドでボールを持ったヴィニシウスがベンゼマとのワンツーで突破。ボックス左から中央に折り返したクロスにベンゼマが頭で合わせてゴールネットを揺らした。先手を奪ったR・マドリードは24分、右サイドでバルベルデでの戻したボールをルカ・モドリッチがダイレクトでゴール前へ。これに反応していたベンゼマがDFの間でバックステップを踏みながら頭で合わせると、対空時間の長いボールがGKの指先をかすめてゴール右に決まった。
ベンゼマの2得点目でリードを広げたR・マドリードは、30分に左CKからエデル・ミリトンがヘディングシュートを放つもGKメンディの正面。33分にもカウンターからボックス右でボールを受けたダニ・カルバハルが切り返しから左足でシュート。GKがセーブしたボールがゴールに向かうがカバーに入ったアンドレアス・クリステンセンにクリアされる。
チェルシーはサイド攻撃からゴールに迫ろうとするがなかなかフィニッシュまでは持ち込めない時間が続く。それでも40分、ゴール正面の位置でフリーでボールを受けたジョルジーニョがボックス中央へ絶妙なタイミングで浮き球のパスを送ると、走り込んできたハフェルツが頭で押し込み、1点を返した。
その直後の42分、今度はR・マドリードに決定機が訪れる。モドリッチから左サイドのヴィニシウスにスルーパスが通り、ゴール前へのセンタリングはカットされるが、クリアしきれなかったボールがベンゼマの足元へ。ベンゼマは左足でゴール左を狙ったが、ボールは枠を外れてしまった。
なんとか1点差でハーフタイムを迎えたチェルシーは、クリステンセンとエンゴロ・カンテを下げて、マテオ・コヴァチッチとハキム・ツィエクを投入してシステムを4バックに変更。ここから反撃に出ようとした矢先の46分、R・マドリードのクリアボールを前に出て処理したGKメンディのリュディガーへのパスをベンゼマがカット。ベンゼマは無人のゴールにシュートを流し込み、ハットトリックを達成させた。
再び2点差とされたチェルシーは50分、ボックス左の手前からアスピリクエタが強烈なシュートを放ったがGKクルトワのスーパーセーブにゴールを阻まれる。状況を打開したいチェルシーは64分にルーベン・ロフタス＝チークとロメル・ルカクをピッチへ。すると68分、69分とサイドからのクロスにルカクが頭で合わせてR・マドリードのゴールを脅かす。
勢いに乗ったチェルシーは70分、ボックス手前でこぼれたボールをマウントが右足で狙うも、ボールはクロスバーの上へ。チェルシーの時間帯が続いたが、粘り強い守備を見せるR・マドリードのゴールを破ることができない。84分には、ボックス手前からジェームズが強烈なシュートを放ち、アディショナルタイムにはルカクのポストからツィエクがシュートを放つもGKクロトワの牙城を崩すには至らなかった。
結局、試合は1−3のまま終了。R・マドリーが“エース”ベンゼマの2戦連続となるハットトリックで勝利し、2点のアドバンテージを持ってホームでの2ndレグを迎える。
【スコア】
チェルシー 1−3 レアル・マドリード
【得点者】
0−1 21分 カリム・ベンゼマ（R・マドリード）
0−2 24分 カリム・ベンゼマ（R・マドリード）
1−2 40分 カイ・ハフェルツ（チェルシー）
1−3 46分 カリム・ベンゼマ（R・マドリード）
【チェルシー】
GK：メンディ
DF：クリステンセン（46分 コヴァチッチ）、シウバ、リュディガー
MF：ジェームズ、ジョルジーニョ（64分 ロフタス＝チーク）、カンテ（46分 ツィエク）、アスピリクエタ
FW：プリシッチ（64分 ルカク）、ハフェルツ、マウント
【R・マドリード】
GK：クルトワ
DF：カルバハル、ミリトン（64分 ナチョ）、アラバ、マンディ
MF：カゼミーロ、クロース（カマヴィンガ）、モドリッチ
FW：バルベルデ（86分 セバージョス）、ベンゼマ（86分 ベイル）、ヴィニシウス
初戦をホームで迎えたチェルシーは、ヴィニシウス・ジュニオールと対峙する右サイドにリース・ジェームスを配し、セサル・アスピリクエタを左で起用。対するR・マドリードは、バルベルデを3トップの右で起用する変則的な「4−3−3」でスタートした。
昨季の準決勝で対戦した両チームの再戦は、キックオフ直後からホームのチェルシーが積極的な姿勢を見せるが、先に決定機を迎えたのはアウェイのR・マドリード。10分、中盤でのボール奪取から右サイドでカリム・ベンゼマ、フェデ・バルベルデとつないで、最後はボックス左でボールを受けたヴィニシウスがカットインから右足を振り抜いたが、ボールはクロスバーを叩いた。
チェルシーは15分、ボックス右角付近で得たFKをジェームズが直接狙ったが、これはGKティボ・クルトワが好セーブ。20分にはアントニオ・リュディガーが前線に送ったボールをメイソン・マウントがヘッドで狙うも、威力を欠いたシュートはGKクルトワに難なく処理されてしまう。
すると21分、左サイドでボールを持ったヴィニシウスがベンゼマとのワンツーで突破。ボックス左から中央に折り返したクロスにベンゼマが頭で合わせてゴールネットを揺らした。先手を奪ったR・マドリードは24分、右サイドでバルベルデでの戻したボールをルカ・モドリッチがダイレクトでゴール前へ。これに反応していたベンゼマがDFの間でバックステップを踏みながら頭で合わせると、対空時間の長いボールがGKの指先をかすめてゴール右に決まった。
ベンゼマの2得点目でリードを広げたR・マドリードは、30分に左CKからエデル・ミリトンがヘディングシュートを放つもGKメンディの正面。33分にもカウンターからボックス右でボールを受けたダニ・カルバハルが切り返しから左足でシュート。GKがセーブしたボールがゴールに向かうがカバーに入ったアンドレアス・クリステンセンにクリアされる。
チェルシーはサイド攻撃からゴールに迫ろうとするがなかなかフィニッシュまでは持ち込めない時間が続く。それでも40分、ゴール正面の位置でフリーでボールを受けたジョルジーニョがボックス中央へ絶妙なタイミングで浮き球のパスを送ると、走り込んできたハフェルツが頭で押し込み、1点を返した。
その直後の42分、今度はR・マドリードに決定機が訪れる。モドリッチから左サイドのヴィニシウスにスルーパスが通り、ゴール前へのセンタリングはカットされるが、クリアしきれなかったボールがベンゼマの足元へ。ベンゼマは左足でゴール左を狙ったが、ボールは枠を外れてしまった。
なんとか1点差でハーフタイムを迎えたチェルシーは、クリステンセンとエンゴロ・カンテを下げて、マテオ・コヴァチッチとハキム・ツィエクを投入してシステムを4バックに変更。ここから反撃に出ようとした矢先の46分、R・マドリードのクリアボールを前に出て処理したGKメンディのリュディガーへのパスをベンゼマがカット。ベンゼマは無人のゴールにシュートを流し込み、ハットトリックを達成させた。
再び2点差とされたチェルシーは50分、ボックス左の手前からアスピリクエタが強烈なシュートを放ったがGKクルトワのスーパーセーブにゴールを阻まれる。状況を打開したいチェルシーは64分にルーベン・ロフタス＝チークとロメル・ルカクをピッチへ。すると68分、69分とサイドからのクロスにルカクが頭で合わせてR・マドリードのゴールを脅かす。
勢いに乗ったチェルシーは70分、ボックス手前でこぼれたボールをマウントが右足で狙うも、ボールはクロスバーの上へ。チェルシーの時間帯が続いたが、粘り強い守備を見せるR・マドリードのゴールを破ることができない。84分には、ボックス手前からジェームズが強烈なシュートを放ち、アディショナルタイムにはルカクのポストからツィエクがシュートを放つもGKクロトワの牙城を崩すには至らなかった。
結局、試合は1−3のまま終了。R・マドリーが“エース”ベンゼマの2戦連続となるハットトリックで勝利し、2点のアドバンテージを持ってホームでの2ndレグを迎える。
【スコア】
チェルシー 1−3 レアル・マドリード
【得点者】
0−1 21分 カリム・ベンゼマ（R・マドリード）
0−2 24分 カリム・ベンゼマ（R・マドリード）
1−2 40分 カイ・ハフェルツ（チェルシー）
1−3 46分 カリム・ベンゼマ（R・マドリード）
【チェルシー】
GK：メンディ
DF：クリステンセン（46分 コヴァチッチ）、シウバ、リュディガー
MF：ジェームズ、ジョルジーニョ（64分 ロフタス＝チーク）、カンテ（46分 ツィエク）、アスピリクエタ
FW：プリシッチ（64分 ルカク）、ハフェルツ、マウント
【R・マドリード】
GK：クルトワ
DF：カルバハル、ミリトン（64分 ナチョ）、アラバ、マンディ
MF：カゼミーロ、クロース（カマヴィンガ）、モドリッチ
FW：バルベルデ（86分 セバージョス）、ベンゼマ（86分 ベイル）、ヴィニシウス
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