ベルギーでテロ遭遇のノリッジFW、連盟への不満からコンゴ共和国代表引退

4月8日(金)12時29分 サッカーキング

コンゴ共和国代表として昨年のアフリカ杯に出場していたムボカニ [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

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 ノリッジに所属するコンゴ共和国代表FWディウメルシ・ムボカニが同代表からの引退を表明した。イギリス紙『エクスプレス』が報じている。

 ムボカニは代表チームへ合流する途中に、先月発生したベルギーでの自爆テロに遭遇。幸いにして彼の家族にケガはなかったものの、精神的なダメージから代表への合流を避けていた。

 同選手は事件について以下のように話し、サッカー連盟の対応に不満を述べると同時に、代表からの引退を表明した。

「僕はあの自爆テロ事件の時にブリュッセル空港にいたんだ。そのあとすぐ、僕はテオ・ビナムング(コンゴサッカー連盟副会長)に電話をかけた。そして彼は、後ほど連絡すると話し、それを切った。しかし、その日から誰も僕に電話をかけてくることはなかった。僕が経験したことに対しての応援や励ましのメッセージさえない」

「それから僕は家族とともにブリュッセルに残った。精神的なダメージから回復するために2、3日与えて欲しいとチームに求めた。コンゴ人の一部は、僕をキンシャサへと旅立たせようとしていたけどね」

「僕は常に連盟との問題を抱えている。それが代表チームでのプレーを止めることを決めた理由だ。コンゴ共和国の代表選手にはなりたくない。これらの処遇が不当であることはわかっている。だから、家族や親類との話し合って、僕は辞めることを決めた」

「僕たち家族はあのビルの外側、歩道の上にいたんだ。タクシー乗り場の近くだった。爆発からは数フィートしか離れてなかった。妻はバスの近くにいた。1分早くそこに入っていたら、僕たちは死んでいただろう。僕らの命を救ったのは妻だった。僕はもう少し早くターミナルビルに入りたかったけど、妻が『ちょっと従姉妹を待ちましょうよ』と言ったんだ。従姉妹は同じ飛行機だったからね。あと1、2分で来ると言っていた。これは奇跡的なことだった」

「攻撃が起こったとき、僕は座っていた。そして妻の元に走り、シェラトンホテルへ、そして駐車場へと逃げていった。空港には7つのスーツケースを置いたままだ」

(記事提供:Qoly)

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