J1で17位に沈む神戸、ロティーナ氏を新監督に招へい! 永井SD「状況をすぐに改善できる人材」
2022年4月8日(金)10時19分 サッカーキング
ライブ配信された会見には、東京ヴェルディ時代にロティーナ氏と共闘した経験がある永井秀樹スポーツダイレクター(SD)が同席。永井SDは「現状を踏まえ、たくさんの候補者の中からクラブの方で協議させていただき、この状況(J1で17位)をすぐに改善し好転していただけるのはロティーナさんしかいないという決断に至りまして、オファーを行い、快諾いただきました」と語った。
ロティーナ氏の監督就任にともない、トップチームスタッフのコーチにはイヴァン・パランコ氏、フィジカルコーチにはトニ・ヒル・プエルト氏が加わる模様。ロティーナ氏は、10日に開催される明治安田生命J1リーグ第8節のセレッソ大阪戦より指揮を執る予定だ。
なお、暫定的に監督を務めていたリュイス・プラナグマ・ラモス氏は、これまで務めていたヤングプレイヤーデベロップメントコーチとして引き続きチーム強化にあたる。
■トップチーム新体制
監督/ミゲル・アンヘル・ロティーナ ※新任
コーチ/イヴァン・パランコ ※新任
コーチ/菅原智
アシスタントコーチ/北本久仁衛
GKコーチ/アレックス
ヤングプレイヤーデベロップメントコーチ/リュイス・プラナグマ・ラモス
分析コーチ/吉村俊希
フィジカルコーチ/トニ・ヒル・プエルト ※新任
フィジカルコーチ/山崎亨
コンディショニングコーチ/梅木暁
スペイン・ビスカヤ県メニャカ出身のロティーナ氏は、現在64歳。1988年に現役を引退すると、以降は指導者としての道を歩み始めた。母国・スペインでは、セルタやエスパニョール、レアル・ソシエダ、デポルティーボ、ビジャレアルなどで監督を歴任。2017年に東京Vの監督に就任して初来日を果たすと、2019年からはC大阪を率い、2019シーズンを5位、2020シーズンを4位で終えた。2021年には清水エスパルスを指揮するも、好成績を収められずシーズン途中で退任している。Jリーグでの指揮経験は通算で約5年ほどになる。
神戸は今シーズン、明治安田生命J1リーグで4分5敗といまだ未勝利で、J2降格圏内の17位に低迷。クラブはトップチームの三浦淳寛監督との契約を3月20日付で解除しており、以後はリュイス氏が暫定的にチームの指揮を執っていた。