モナコ、両チーム退場者を出したなかでレンヌとの一戦を制す! 南野拓実は決勝弾の起点に

2024年4月8日(月)2時5分 サッカーキング

アクリウシェ(右)のゴールでモナコが勝利 [写真]=Icon Sport via Getty Images

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 リーグ・アン第28節が7日に行われ、モナコとレンヌが対戦した。

 ここまで14勝7分9敗の成績で勝ち点「49」を積み上げているモナコ。前節終了時点で3位につけていたものの、今節を既に消化したリールが勝利したため、試合前の時点では4位に位置している。現在は直近5試合を3勝2分と無敗で駆け抜けるなど好調を維持しており、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目指してシーズン終盤戦を戦っている。

 今節はここまで10勝9分8敗の勝ち点「39」で8位につけるレンヌと激突。モナコ所属の南野拓実はリーグ・アンで8試合連続となるスターティングメンバーに名を連ねた。

 試合の均衡が破れたのは25分。モナコは敵陣でのボール奪取から、反転した南野が左足でスルーパスを送る。ペナルティエリア左横のスペースへ飛び出したイスマイル・ヤコブスがマイナスへ折り返すと、最後は中央へ走り込んだマゲネス・アクリウシェがダイレクトで叩き込んだ。南野も絡んだ形でショートカウンターを完結させ、モナコが先手を取っている。

 前半はこのままモナコの1点リードで終了。後半に入ると立ち上がりの46分、レンヌ陣内でのセカンドボールをめぐって、アクリウシェに対してマルタン・テリエが足裏を見せたタックルをお見舞いする。このプレーに対して、主審はレッドカードを提示。1点ビハインドのレンヌは残りの45分間とアディショナルタイムを1人少ないなかで戦うこととなった。

 だが、数的優位となったモナコが追加点を挙げられずにいると、64分にはモナコにもアクシデントが発生。自陣中央でアルノー・カリミュエンドの突破を阻んだティロ・ケーラーにこの日2枚目のイエローカードが提示される。これでモナコも10人となり、残る時間は10対10での戦いとなった。

 最終的にはこれ以上スコアは動かず、試合はタイムアップ。モナコが2連勝を飾り、リーグ・アンでの無敗試合数を6戦に伸ばした。南野はフル出場。2列目の位置で攻撃を活性化させ、いくつかのチャンスに絡みながらも、2試合連続ゴールとはならなかった。一方、レンヌはこれで2連敗を喫している。

 この後、モナコは次節のリーグ・アンが延期となったため、次の公式戦は21日に控えた第30節スタッド・ブレスト戦となる。3位と2位の直接対決だ。一方、レンヌは13日に次節のリーグ・アンでトゥールーズをホームに迎える。

【スコア】
モナコ 1−0 レンヌ

【得点者】
1−0 25分 マゲネス・アクリウシェ(モナコ)

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