コヴェントリー所属の坂元達裕が、2027年までの新契約を締結…悲願のプレミア昇格へ「チャンスは十分にある」

　コヴェントリーは7日、MF坂元達裕と2027年夏までの新契約を締結したことを発表した。

　現在28歳の坂元は、2023年夏にベルギーのKVオーステンデからコヴェントリーに加入。昨シーズンの後半戦は背中を負傷し、欠場したものの、加入2シーズンで公式戦72試合に出場し、11ゴール7アシストの成績を残している。

　坂元は新契約の締結に際し、クラブの公式サイトを通じて「新しい契約を結んでくれたことはとてもうれしく、クラブに感謝したい」とコメント。コヴェントリー残留の理由については、「家族とともに日本からイギリスに移住したので、いくつか心配なことがあった。しかし、監督や選手などクラブに関わるスタッフが、この国とクラブに馴染むのを助けてくれた。それが残留して新契約にサインした理由だよ」と明かした。

　フランク・ランパード監督就任前の昨年11月には、チャンピオンシップ（イングランド2部）17位に沈んでいたコヴェントリー。新指揮官はチームの立て直しに成功し、現在はプレミアリーグ昇格プレーオフ出場圏内でもある6位と、勝ち点「1」差の7位に位置している。

　リーグ戦は残すところ8試合となり、シーズン終盤戦を迎えるなか、坂元は「これからとても重要な試合が続くけど、自信を持って臨みたい。僕らは非常に良いチームだし、毎試合ベストを尽くせば、プレミアリーグに昇格するチャンスは十分にあると思う」と、今後の戦いに向けた意気込み示した。

　坂元の所属するコヴェントリーは9日に、チャンピオンシップで17位のポーツマスと対戦する。


【動画】新契約締結の坂元「とてもうれしく、クラブに感謝したい」