【J1リーグ2024】第7節ベストイレブン。札幌が今季初勝利!

2024年4月9日(火)14時0分 FOOTBALL TRIBE

写真:Getty Images

2024明治安田J1リーグ第7節の10試合が4月6日〜7日に開催された。昨2023シーズンの王者ヴィッセル神戸と2位横浜F・マリノスの激突など、各クラブ連戦にもかかわらず選手たちの躍動感あるプレーが数多く見られた。


ここでは、そんな第7節で活躍した選手たちをベストイレブン形式で紹介していく。




川島永嗣 写真:Getty Images

GK:川島永嗣(ジュビロ磐田)


開幕からスタメン出場を続けるGK川島永嗣。前節は質の高いキックで得点にも絡んだ頼れる守護神は、第7節の京都サンガ戦でも安定感を見せた。序盤から攻め込まれるシーンも多くあった今節、相手FW原大智の強烈なミドルシュートなどに対して好セーブを披露。結果3-0と点差をつけての勝利となったが、京都の時間となった前半を耐え抜いた川島ら守備陣の働きが大きかったことは間違いない。




佐藤瑶大 写真:Getty Images

DF:佐藤瑶大(浦和レッズ)


前節でFC東京を相手に逆転負けを喫した浦和レッズは、第7節でサガン鳥栖と対戦。ゲーム序盤に先制点を奪い、終わってみれば3-0の快勝で連敗を回避した。今節、4試合連続の先発出場となったDF佐藤瑶大の働きは極めて大きなものだったと言えよう。守備での対人の強さはもちろん、前方への楔のパスやピンポイントのフィードで攻撃にも貢献。アシストも1つマークするなど大車輪の活躍を見せた。




バングーナガンデ佳史扶 写真:Getty Images

DF:バングーナガンデ佳史扶(FC東京)


前節は浦和レッズを相手に逆転勝利を収めたFC東京。第7節では鹿島アントラーズと対戦し2-0と無失点勝利で終えた。今季初の連勝を果たした今節、DFバングーナガンデ佳史扶が最終盤まで積極的な姿勢を見せた。丁寧なワンタッチパスで先制点に絡むと、後半アディショナルタイムまで敵陣深くへ侵入する突破力を披露。残念ながらU-23アジアカップのメンバー入りは叶わなかったが、FC東京にとって必要不可欠な存在であることを自身の働きで示した。




西久保駿介(ジェフユナイテッド市原・千葉所属時)写真:Getty Images

DF:西久保駿介(ジュビロ磐田)


連勝を目指すジュビロ磐田は第7節で京都サンガと対戦。3-0と快勝で今季3つ目の白星を挙げた。2試合連続複数得点での勝利となった今節、新戦力の1人でもあるDF西久保駿介の活躍が際立った。後半早々、コーナーキックを頭で合わせて先制点を挙げると右サイドからニアへの高速クロスで2点目をアシスト。1ゴール1アシストと文句なしの働きで勝利に貢献した。




宮澤裕樹 写真:Getty Images

MF:宮澤裕樹(北海道コンサドーレ札幌)


今季まだ勝利のない北海道コンサドーレ札幌は第7節でガンバ大阪と対戦。1-0と後半に挙げた1点を守り切り、ようやく嬉しい今季初勝利を収めた。そんな勝利の立役者となったのは、札幌一筋のバンディエラMF宮澤裕樹のゴールだった。右サイドからのクロスにファーで頭に合わせ、結果このゲーム唯一となる先制点をマーク。苦しい序盤戦を過ごす札幌にとって大きな勝利をもたらす働きを見せた。


松木玖生 写真:Getty Images

MF:松木玖生(FC東京)


連勝を狙うFC東京は第7節で鹿島アントラーズと対戦。2-0と無失点勝利で今季初の連勝を果たした。前半をスコアレスで折り返す展開となった今節、ゲームを動かす先制点をお膳立てしたのは前節逆転ゴールを決めたMF松木玖生だった。ピンポイントのクロスでFW仲川輝人のゴールを演出すると、その他の場面でも相手を引きずりながらのドリブルやスルーパスでのチャンスメイクなど存在感を発揮。試合を決定づける2点目でもアシストをマークして、2連勝の立役者となった。




松尾佑介 写真:Getty Images

MF:松尾佑介(浦和レッズ)


ホームにサガン鳥栖を迎えた第7節の浦和レッズ。開始後すぐの先制点に始まり後半早々、終盤と良い時間帯でゴールを重ねて3-0の快勝で終えた。そのうち2ゴール目をチームにもたらしたのがMF松尾佑介だ。持ち前のスピードを見せつつ、絶妙なトラップから冷静にGKをかわす技術を見せて今季2点目をマーク。自身の持ち味が詰まったゴールで、チームに今季3勝目をもたらした。




水沼宏太 写真:Getty Images

MF:水沼宏太(横浜F・マリノス)


昨年優勝を争ったヴィッセル神戸と横浜F・マリノスの対戦となった第7節。2試合ぶりの先発出場となったMF水沼宏太のキック精度が冴えわたった(2-1)。セットプレーからクロスバー直撃のボレーシュートなどで見せ場を作ると、後半早々には正確なクロスで先制点のきっかけを作った。その後も絶妙な浮き球パスで決定機を作るなど、交代するまで質の高いプレーを続け勝利に貢献した。




藤本一輝 写真:Getty Images

FW:藤本一輝(町田ゼルビア)


堂々首位を走る町田ゼルビア。前節はサンフレッチェ広島を相手に2-1と競り負けたが、第7節川崎フロンターレとのゲームは1-0と連敗することなく白星を挙げ首位キープに成功している。結果的に前半に奪ったゴールが決勝点となったこのゲームでFW藤尾翔太のゴールをお膳立てしたのがFW藤本一輝だ。序盤から積極的に深い位置まで抉るドリブルを見せると、スピードを活かして背後を取りクロスでアシストをマーク。チームに勝利を呼び込む原動力となった。


マテウス・ペイショット 写真:Getty Images

FW:マテウス・ペイショット(ジュビロ磐田)


今季のジュビロ磐田における期待の新戦力の1人FWマテウス・ペイショット。前節もアシストで勝利に貢献したが、第7節は今季初ゴールを含む2ゴールを挙げる活躍でチームの連勝に大きく貢献している(対京都サンガ3-0)。前半にはPK失敗こそあったものの、後半いずれもクロスに頭で合わせて立て続けに2得点。横内昭展監督の先発起用に見事応えて見せた。




大橋祐紀 写真:Getty Images

FW:大橋祐紀(サンフレッチェ広島)


首位町田ゼルビアを追うサンフレッチェ広島は、第7節で湘南ベルマーレと対戦(2-0)。前半は互いに譲らずスコアレスで折り返す中、古巣対決となったFW大橋祐紀が決定的な仕事をやってのけた。後半早々に自身で得たPKを沈めて先制点を挙げると、周囲の状況を見極めたラストパスなどで決定機を演出。さらに最終盤には決定的な2点目も挙げるなど前線で圧倒的な存在感を放ち勝利の立役者となった。

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