【米国はこう見ている】ヤンキースGM、田中将大への手術提言に反論 右肘靭帯の回復を明かす

4月9日(木)19時27分 フルカウント

開幕前に精密検査実施、以前よりも靭帯の傷は回復

 ヤンキースの田中将大投手が負傷した右肘について、ブライアン・キャッシュマンGMが靭帯の傷が以前よりも癒えていると明かしている。ESPNが報じている。

 田中は6日(日本時間7日)の開幕戦ブルージェイズ戦で4回5失点(自責点4)で降板。現地でも批判的な報道が相次ぎ、球速低下など不安定なピッチングから昨夏に判明した右肘靭帯部分断裂の根治のためにトミー・ジョン手術を受けるべきとの声まで上がった。

 しかし、キャッシュマンGMはこれらの意見に反論。ESPNニューヨークのラジオ番組「ルピカ・ショー」で「結論を言おう。そんな状況は望まないが、医者の診断が手術なら、我々は手術を選択する。ずっとコンディションを進めてきたが、もしも、手術が必要な状況なら、それに対応する。だが、医師の医学的診断(肘をリハビリさせろという内容)というものがある」とコメントしたという。

 さらに、キャッシュマンGMは開幕前に田中がMRI検査を受けたことを明かし、記事では「キャッシュマンは昨シーズン終了時点よりも靭帯の傷が癒えていたことが検査で確認されたと語った」と伝えている。

球速低下の指摘も一蹴、ファストボールの球速は昨年と0・5マイル違うだけ

 肘靭帯部分の傷は自然治癒しないと言われている。田中は昨年7月の精密検査で靭帯の部分断裂が発覚時に、PRPと呼ばれる治療法を受けた。自らの血液から抽出した多血小板血漿を患部に注射するもので、美容やアンチエイジングの分野でも取り入れられている再生療法だ。

 ヤンキースのチームドクターに加え、スポーツ医学の権威ら複数の医師の診断により、手術ではなく、保存治療を選んだ田中は昨年7月14日にこの注射を実施。靭帯部分の傷が着実に回復しているとするなら、これまでの治療法が効果を挙げていることになる。

 また、キャッシュマンGMは田中の開幕戦と昨年の球速に変わりはないと指摘。田中のファストボールの球速は昨季との比較で時速0・5マイル(0・8キロ)の違いしかなかったと指摘している。

「重要なことは彼が活躍することだ」

 キャッシュマンGMはそうコメント。田中に対する健康面と球速の低下を不安視する声を一蹴している。

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