大記録2000本安打を射程圏に入れた5選手 最初に金字塔を打ち立てるのは?

4月9日(日)15時32分 フルカウント

5選手に達成の可能性あり、過去は1983年の4人達成が最多

 プロ野球の打者にとって「2000本安打」は大きな目標だ。これまでに6500人を超す選手がNPBでプレーしているが、2000本安打をクリアしたのはわずか47人。1%以下の狭き門だ。

 今季は、この2000本安打を射程圏に捉えている打者が5人いる。荒木雅博(中日)、福浦和也(ロッテ)、阿部慎之助(巨人)、内川聖一(ソフトバンク)、鳥谷敬(阪神)だ。1983年に藤田平(阪神)、衣笠祥雄(広島)、福本豊(阪急)、山崎裕之(西武)と4人の打者が2000本をクリアしたことがあったが、5人となると新記録だ。選手寿命が延びたこともあり、2000本安打を達成する選手が最近増えているが、ここまで一気に訪れるは初めてだろう。

 ちなみに、2012年は稲葉篤紀(日本ハム)、宮本慎也(ヤクルト)、小久保裕紀(ソフトバンク)、2013年はアレックス・ラミレス(DeNA)、中村紀洋(DeNA)、谷繁元信(中日)と、それぞれ3人の打者が2000本安打に達している。

 今年は誰が最初に2000本の大台をクリアするのか、予想してみよう(数字は4月8日時点)。

○荒木雅博(中日) 39歳 通算1964安打 残り36安打 
今季3安打(6試合)→達成予想:7月上旬

○福浦和也(ロッテ) 41歳 通算1932安打 残り68安打 
今季1軍出場なし→達成予想:?

○阿部慎之助(巨人) 38歳 通算1926安打 残り74安打 
今季9安打(7試合)→達成予想:7月上旬

○内川聖一(ソフトバンク) 34歳 通算1907安打 残り93安打 
今季11安打(8試合)→達成予想:7月下旬

○鳥谷敬(阪神) 35歳 通算1885安打 残り115安打 
今季13安打(7試合)→達成予想:8月下旬

残り本数の少ない荒木か、開幕から好調続く阿部が追い越すか?

 残り本数が一番少ないのは中日の荒木だが、今季は二塁手として堂上、溝脇と併用されている。フル出場できていないためにペースは上がらず、達成は早くても7月上旬だろう。開幕から好調を維持している阿部慎之助が、先にテープを切る可能性もある。

 この5人の中で最も若い内川聖一は、今季はここまで打率.367と好調。オールスター明けには2000本安打を楽々クリアできそうだ。このまま怪我なく現役を続けられれば、2500本安打の期待もかかる。

 遊撃手から三塁手にコンバートされた鳥谷敬は、驚異の打率.481を記録しするなど現時点で首位打者だ。しかし、この調子がいつまでも続くのか。余裕を持たせた予想で、大台クリアは8月下旬と見た。

 41歳の福浦和也は、2001年には首位打者を獲得。一塁守備の名手として20年にわたり活躍してきたが、ここ5年の安打数は、2012年から45本、32本、26本、47本、20本と奮わない。今季は井上晴哉が一塁をフルイニング守っているために出番が回ってこず、1軍登録も果たせていない。それだけに残り68安打は、重い数字になりそうだ。

 福浦の状況次第では、今季の2000本安打達成者は4人に止まる可能性もありそうだ。

広尾晃●文 text by Koh Hiroo

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