ソフトBドラ1高橋純平、向上する“ボールの質” 1軍登板へ描く今後の道筋

4月9日(日)7時10分 フルカウント

ホークス高橋が掴む確かな手応え

 確かな手応えを掴み始めている。ソフトバンクの昨季のドラフト1位・高橋純平投手。開幕1軍入りを逃した期待の右腕は、悔しさを晴らすかのように、ウエスタンリーグで快投を続けている。ここまで2試合に投げて、8イニングで自責点0。防御率0.00を継続している。

「大阪、名古屋とすごくいい感じで投げられています。神戸はまだまだ球数が多かったけど、名古屋はワインドアップというところだけに関して言えば、すごく良かった」

 3月26日のオリックス戦(舞洲サブ)で今季公式戦初先発。5回を投げ、許した安打はわずか2本で、1失点は味方の失策絡み。4つの三振を奪っている。

 続く登板は4月2日の中日戦(ナゴヤ)。一昨季のドラ1・松本裕樹投手に続く2番手として登板すると、3イニングを投げて、わずか1安打。1失点は、振り逃げにより出した走者だったため、この日も自責点はなし。「セットポジションになると、少し球速が落ちて、抜けたりしていた。そこは直さないといけない」とは言うものの、4つの三振を奪って四死球はなかった。課題とされた制球面にも改善の兆しが見て取れる。

速球の平均球速上昇&変化球との球速差も実感

 この2試合。ストレートの球速は常時140キロ台後半をマーク。150キロを超えるボールもあった。「ストレートの平均球速も上がってきたし、変化球との球速差も出るようになってきた。球自体はいい感じかな、と。平均は146、7くらい。力を入れれば、148、9キロ、調子が良ければ、150キロが出る感じですね」といい、ボールの質が上がってきていることを、高橋本人も実感している。

「先発で見てもらっていると思うし、僕も先発で行きたいと思っている」と、1軍を目指す上で、あくまで先発投手としてのこだわりを持つ。その上で、現状の課題を「いらないボール球を減らす。ボール球を投げるにしても必要なものだけにして、あとはストライクゾーンで勝負出来るようにしないといけない。ボール球も意味のあるボール球にしたい」と挙げる。

 現時点で、1軍の先発枠は埋まっており、2軍にも高橋のほか、松坂大輔、摂津正、大隣憲司山田大樹、松本裕樹らがいる。まず求められるのは、2軍での競争を勝ち抜くだけの結果。「とにかく結果を残し続けるしかない。7月に入るまでにウエスタンで5勝というのが目標」という高橋の次回登板は14日の広島戦(由宇)の予定。結果を残していけば、そう遠くない未来に、1軍でのチャンスがあるはずだ。

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

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