10番の責任を胸に残り5節…勝利に飢える清武「後悔のないように」

4月9日(土)9時3分 サッカーキング

ヘルタ戦にフル出場、1アシストの清武(中央) [写真]=Bongarts/Getty Images

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 ブンデスリーガ第29節が7日に行われ、日本代表MF原口元気のヘルタ・ベルリンと同MF清武弘嗣、同DF酒井宏樹、同MF山口蛍が所属するハノーファーが対戦。打ち合いとなった一戦は2−2の引き分けに終わった。原口と清武、酒井がフル出場を果たし、山口はベンチ外だった。

 試合後、清武がアウェーでの一戦を振り返った。

 最下位に沈むハノーファーは3日、トーマス・シャーフ監督の解任を発表。U−19チームのダニエル・シュテンデル監督が昇格し、今節が新体制での初戦だった。清武は新監督の印象について「ドイツ人らしく、戦う姿勢をすごく求める監督だなと思います」と話し、「比較的、自由を与えられているので、攻撃は自由にやって、あとは守備をしっかりやれればいいですね」とコメント。「どんな監督であっても、攻撃は基本的に自由にやらせてもらっています。その中で(今日は)勝ちたかったなと思いますけど。あれだけ自分が自由にボールを触ることができて…。もうちょっと、あと1人、2人、イメージを共有できる人が出てきたらいいかな、という感じです」と、引き分けを振り返った。

 ハノーファーは開始3分に先制点を許す苦しい展開を強いられたが、18分に清武がスルーパスで同点弾を演出した。アシストについて問われると「まあ、逆サイドに(展開を)変えても、あんまり意味がなかったので、1人で中を崩そうと思って。あれは全部がイメージどおりで、完璧なゴールだったと思います」と、自画自賛のコメント。試合内容を振り返って、「ある程度はボールを持つことができた中で、もうちょっと何回か、良いシーンを作ることができれば良かったですけど。あとはシュートを打ちたい、くらいですかね」と、課題を挙げた。

 ハノーファーは残り5試合時点で勝ち点18の最下位。1部残留圏内の15位ブレーメンとの勝ち点差は「10」、2部3位とのプレーオフに臨む16位アウクスブルクとの勝ち点差は「9」の開きがある。両クラブは9日に直接対決を控えている。

 清武は、1部残留が非常に難しくなっている状況について、以下のようにコメントした。

「勝ちに飢えているだけなんです。試合に勝ちたいです、本当に。すごく厳しい状況の中で、早く勝ちたいという気持ちと、どっちにしろ後悔はしたくないという気持ちと。だから、割り切ってプレーするという感じですね」

「勝ちたいですよ。勝ちたいけど、その中でこう…。なんて言うんですかね、もう残り6試合だったし、ニュルンベルクの時(2013−14シーズン)は僕はすごく後悔して降格した。自分のプレーができずに、すごく後悔して(2部に)落ちた。だから1試合1試合、後悔せずに、自分の持っているものを全部出せればと。悔しいですけど、正直、現実的には(残留は)厳しいですけど、2部に落ちたら悔しいですけど、出られる残りの試合は後悔なくやりたいですね。ケガをして、プレーできない期間がすごく多かったので、出られる試合は後悔なくやりたいと思います」

「悔いのないように」と繰り返し強調した清武。3月の国際Aマッチウイークでは日本代表の一員としてプレーしたが、「(代表では)イメージを共有できる。その中で、また(ハノーファーに)帰ってきたら、こっちでやらなければいけないことがある。良い切り替えというか、良いバランスで(できている)。だから頭もすごく切り替えられますね」と、代表とクラブでの切り替えが良い方向に作用していると語った。

 ハノーファーは次節、15日にボルシアMGをホームに迎える。残り5試合となったリーグ戦、清武は「(ニュルンベルクが降格した2013−14シーズン最終節ではメンバーから)外れましたもんね。だから、外れたら外れた時で、(気持ちを)切らさずにやるだけ。でも、外されないという自覚というか自信というか、何と言うんですかね。“(自分を)外しても、攻撃はどうなの”という思いもある。決して調子に乗っているわけじゃないですけど、“自分がリーダー”という気持ちでやっています。今シーズンから10番を背負って、そういう思いを含めて、ですね」と、背番号10としての責任を口にしていた。

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