秋田が声明、ノーゴール判定は「否定されるものではない」…審判&町田へのリスペクト呼びかけ

2023年4月9日(日)9時45分 サッカーキング

 ブラウブリッツ秋田は8日、同日に開催された明治安田生命J2リーグ第8節FC町田ゼルビア戦で発生した事象に関する公式声明を発表した。

 同試合の8分、青木翔大がハーフウェーライン付近からロングシュートを放つと、映像上ではゴールラインを割っていると確認できるにも関わらず、ノーゴールと判定されていた。それでも、秋田は84分に試合の均衡を破り、町田に今季初黒星をつけていた。

 秋田は青木のゴールが認められなかった件について、「マッチコミッショナーを通じて申し入れを行っており、また後日、正式に文書にてJリーグに提出も行う予定です」と、クラブとしての対応を発表。

 一方、「J2リーグにはビデオアシスタントレフェリー(VAR)やゴールライン・テクノロジー、追加副審といった仕組みが導入されていない以上、本状況下(立ち位置や距離など含め)において審判団のノーゴール判定は、否定されるものではないと考えております」と、誤審が生まれた状況に理解を示した。

 また、秋田の声明は以下のように続き、審判員や町田へのリスペクトを呼びかけている。

「ブラウブリッツ秋田では目指すサッカーとして『AKITA STYLE』を掲げています。その1つ目が『誠実・献身』であり、『秋田県民の誠実さと献身さを、私たちはピッチ内外においてフェアプレーの精神で表現します』と定めています」

「サッカーファミリーの皆様におかれましては、フェアプレーの精神の下、審判団の判定を尊重し、審判員や相手チーム・選手への批判や誹謗中傷は行わないよう、お願いいたします」

サッカーキング

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