ニコ・ロズベルグ、ベルリンで第2世代フォーミュラEマシンをドライブへ。「贅沢な経験で楽しみ」

2018年4月10日(火)18時54分 AUTOSPORT web

 2016年のF1ワールドチャンピオンであるニコ・ロズベルグが5月19日に行われるABBフォーミュラE選手権第9戦ベルリンE-Prixで、第2世代フォーミュラEマシンをドライブする。


 フォーミュラEは2018年末開幕の第5シーズンから新たなマシンを導入する。“Gen2”と呼ばれる第2世代車両は現行より大型のバッテリーを搭載しており、レース中の車両乗り換えが不要となるほか、映画『バットマン』シリーズに登場する“バットモービル”を思わせる大胆なスタイリングも特徴だ。

公式テスト前にシェイクダウンを完了させた『DS E-TENSE FE19』


 車両自体は3月に行われたジュネーブモーターショーでお披露目され、その後もシェイクダウン行われているが、実際にファンの前で走行するのはベルリンE-Prixが初めて。その大役をロズベルグが担うことになった。


 またロズベルグはフォーミュラEへの投資も強化。今後も株主としてフォーミュラEに関与を続けていくという。


「Gen2のステアリングを握ることになって本当に興奮している。こんなにハイパフォーマンスな電動マシンをドライブするなんて贅沢な経験だし楽しみだ」とロズベルグ。


「また、この大役をベルリンE-Prixで担えるのもうれしいね。ドイツは僕の故郷でホームレースはいつでも楽しみだったから」


「現役を退いた後、僕は電動モビリティに関心を抱いてきた。この技術は僕たちの社会、そして地球にいい影響を与えるものだ。だからフォーミュラEの可能性を信じているし、少し前から投資家のひとりに加わったんだ」


 シリーズのアレハンドロ・アガグCEOは「公の場で新型マシンをお披露目でき、そしてそこにビッグネームを呼ぶことができてうれしく思う」と述べている。


「ロズベルグがベルリンにいるファンの前でGen2をドライブするのは素晴らしいことだ。彼はワールドチャンピオン獲得者であり、最高のアンバサダーだからね」


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