33イニング連続無得点中のソフトバンク 復活の糸口は「DH・デホ」?

4月10日(金)10時27分 フルカウント

絶不調の鷹打線、ブレーキとなっている主砲・李大浩

 昨季の日本一、ソフトバンクが苦しんでいる。8日の楽天戦(コボスタ宮城)でも、延長10回までゼロ行進。チャンスは作れど、最後の1本が出ない。そうこうしているうちに、10回裏に今季初のサヨナラ負けを喫した。

 郭俊麟に抑え込まれた5日の西武戦(西武プリ)、塩見貴洋の前に今季最少の3安打に終わり、延長12回0対0引き分けに終わった7日の楽天戦に続き、まさかの3戦連続無得点。ソフトバンクの3戦連続無得点は、1987年以来、28年ぶりのことだという。連続イニング無得点は33イニングにまで伸びてしまっている。

 得点を奪えない1つの要素に、主砲の不振が挙げられる。今季から5番に入る、李大浩のことである。8日は楽天・美馬学に、3打席連続三振。9回無死二塁で迎えた第4打席は一ゴロで走者を進めただけで、4打数無安打に終わった。

 今季全11試合で44打数5安打の打率1割3分2厘。1本塁打3打点で、得点圏打率は0割7分7厘と惨たんたる成績。直近5試合では、18打数でわずか1安打、打率0割5分6厘となっている。5番に座る李大浩の不調が、1つのブレーキになっている。

主砲復調のカギは? 昨季の打撃に関する2つのデータ

 昨季は全144試合に4番で先発した李大浩。566打数170安打で打率3割、19本塁打68打点をマークしているが、こんなデータがある。

 71試合 272打数68安打 打率・250 8本塁打 25打点
 73試合 294打数102安打 打率・347 11本塁打 43打点

 どちらも、昨季の主砲の成績である。実は、上は一塁手で先発した場合、下は指名打者で先発した場合の数字である。

 指名打者での出場のほうが圧倒的に成績がいいのは一目瞭然だろう。試合数、打数はほぼ同じ。その時々の調子の良し悪しはあるだろうが、それを差し引いても打率にして1割近い開きがあるのは、注目すべきポイントだろう。

連続日本一へ、不可欠な主砲の活躍

 今季、李大浩は11試合中10試合で一塁手として出場している。昨季の成績から見れば、守備の負担をなくし、打席に専念させた方が李大浩の持ち味である打力が発揮出来るのではないか、という見立ては十二分に出来る。

 今季のソフトバンクは、オフに右足首手術を受けた長谷川勇也の状態を考慮し、指名打者で起用せざるを得ないチーム事情があり、李大浩は一塁での起用となっている。

 ただ、ここまで長谷川は、患部に負担をかけ過ぎないようにするため、2試合にベンチスタートで、今後も休養を挟みながら出場する見込み。一方で、李大浩のDH起用が復調を促す可能性もある。外野手が本職の長谷川が守備につけるまでに回復し、右翼の中村晃、左翼の内川聖一を一塁で起用することが理想的だろう。

 深刻な得点力不足にあえぐ工藤ホークス。連続日本一へ不可欠な主砲。復調のきっかけは、意外にも指名打者での起用なのかもしれない。

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