マ軍が9回に7失点大逆転負け 岩隈久志は「0.04%の悲劇」で今季初勝利消滅

4月10日(月)9時55分 フルカウント

6回1失点の好投で初勝利の権利も…救援陣が炎上で“歴史的”サヨナラ負け

 マリナーズの岩隈久志投手は9日(日本時間10日)、敵地エンゼルス戦に先発し、6回2安打1失点2奪三振3四球と快投。しかし、救援陣が9回に6点差をひっくり返される大逆転サヨナラ負け(9-10)を喫し、今季初勝利が消えた。チームは開幕から1勝6敗とスタートダッシュに失敗。米メディアによると、MLBで6点以上リードして9回を迎えたチームは、直近6年間では99.96%で勝利しており、まさに“歴史的敗戦”。大量援護した打線、そして好投した岩隈にとって悪夢となった。

 初回に先制をもらった岩隈は2回に先頭シモンズに左翼への同点弾を浴びる。だが、直後の3回にカノの今季1号3ランで勝ち越し。その後も、打線が追加点を奪う中、岩隈は3、4回と四球で走者を出しながら二塁は踏ませない。5回は3者凡退。6回は1死から安打と暴投で得点圏に走者を進めたが、トラウトを左飛、プホルスを遊ゴロと主軸を凡退に仕留めた。6回を投げて89球(54ストライク)。安定した投球でリリーフ陣に託した。

 打線は7回に1点を加え、最大7点リードに。しかし、6点差となって迎えた9回にフィエンが炎上。先頭プホルスにソロ弾を許すと、無死満塁として降板。ここで登板した守護神ディアスが2死を奪ったものの、エスコバルの二塁打で2点を献上。2四球で2死満塁としたところで再びプホルスに打席が回り、同点の右前打を打たれて岩隈の白星が消えると、最後はペニントンの右前打で9-10となり、大逆転サヨナラ負けとなった。

直近6年間で「6点以上リードして9回に入ったチームは2529勝1敗」

 球団の発表によると、エンゼルスが9イニングの試合で最終回に7得点して1点差で勝利したのは、1986年8月29日のタイガース戦以来31年ぶり。その時は9回裏に8得点して13-12でサヨナラ勝ちしている。また、マリナーズの発表によると、9回に7失点を喫してのサヨナラ負けは、1998年4月10日ののレッドソックス戦以来19年ぶり。7-9でレッドソックスに敗れていた。

 また、ESPNスタッツ&インフォはツイッターでデータを紹介。「2011年以降、6点以上リードして9回に入ったチームは2529勝1敗。唯一の負けは、昨年5月28日にロイヤルズがホワイトソックスを破った試合」。この試合ではロイヤルズが9回裏に7得点して8-7で勝利している。直近6年間のデータでは、99.96%の確率で勝つはずの試合で、岩隈の白星が消滅。「0.04%の悲劇」に見舞われたことになる。

 今季初登板の4日(同5日)アストロズ戦でも、6回4安打2失点と好投しながら敗戦投手となった岩隈。開幕2戦で防御率2.25と安定した投球を続けただけに、白星がつかなかったのは、あまりにも不運な結果と言える。

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