欧州史上初の残り18秒から再試合…主審がPK時の判定を間違える

4月10日(金)10時46分 サッカーキング

再試合の末、予選通過を決めたU-19イングランド女子代表 [写真]=Getty Images

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 イングランドで残り18秒から試合がやり直されるという、ヨーロッパでは前代未聞の事件が起きた。9日付のイギリス紙『デイリー・メール』など各紙が報じている。

 問題となったのは4日に行われたU−19女子欧州選手権予選のイングランド対ノルウェーの試合。1−2で迎えた後半アディショナルタイムにイングランドがPKを獲得する。これをDFリア・ウィリアムソンが左隅にきっちりと決めて、イングランドが土壇場で同点かと思われた。

 しかし、主審のマリヤ・クルテス氏は、PKの際にイングランドFWロセッラ・アヤンがシュートよりも早くペナルティエリアに入ったと指摘し、イングランドの得点を認めなかった。通常、この場合はPKがやり直されるが、クルテス氏はノルウェーにFKを与えてしまい、そのまま2−1でノルウェーが勝利した。

 これについてUEFA(ヨーロッパサッカー連盟)の規律委員会はクルテス氏の誤審を認め、ミスが起きた場面から、別の審判での試合やり直しを決定。

 そして9日、予選最終節を終えた両チームは、その後4日の試合の再試合を行うことに。4日の試合と同じ条件で再開された試合は、ウィリアムズがしっかりとゴール左下に決めて“5日ぶり”の同点ゴールを決めた。その後のキックオフから数秒後、終了のホイッスルが吹かれ、プレータイムわずか18秒の再試合の結果2−2の引き分けとなった。

 これにより、グループ4からは首位となったイングランドがイスラエルで行われる本大会へ進出。一方、思わぬ形で引き分けとされるも、各グループ2位の最高成績を収めたノルウェーは、わずか1つの2位通過枠に滑り込み、同じく本戦出場を決めている

 なお、過去には2005年にワールドカップ・アジア予選5位決定戦のウズベキスタン代表対バーレーン代表戦で、吉田寿光主審が同様の判定を行い、再試合となっていた。

サッカーキング

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