大久保、両足つりながら執念の劇的弾…憲剛も「ザ・ストライカー」と称賛

4月10日(日)20時24分 サッカーキング

大久保は2試合ぶりの先発復帰。足がつりながらも最後までゴールを狙った [写真]=大木雄介

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 FW大久保嘉人が「ドンピシャだった」という劇的ゴールで、チームに勝ち点3をもたらした。川崎フロンターレは10日、2016明治安田生命J1リーグ・ファーストステージ第6節でサガン鳥栖と対戦。引き分け濃厚と思われた後半アディショナルタイム4分に大久保がヘディングゴールを叩き込み、1−0で勝利を収めた。

 2試合ぶりの先発復帰となった大久保は、序盤から積極的にゴールを狙う。開始2分に放ったミドルシュートはクロスバーを直撃。「惜しかったですね」と苦笑いで振り返った。終盤には再三チャンスを迎えたが、あと一歩のところでネットを揺らすことができない。後半アディショナルタイム2分には、MF中村憲剛からの右クロスに合わせたが、惜しくもオフサイドの判定を取られた。ここまでシュート4本を外し、「今日は俺、ついてないなあ」と思っていた大久保にラストチャンスが訪れたのは94分だった。

 左サイドのFW小林悠からクロスが飛んでくる。「『来い!』と思っていた。ああいうボールが来たので、顔面でもいいから、とにかくふかさないように当てようと思った」と執念で押し込み、鳥栖のゴールを割った。等々力陸上競技場が大歓声に包まれる中、背番号13は力強いガッツポーズで喜びを爆発させた。「(外していたし)ずっと何て謝ろうかと思って。FWは地獄に落ちるか、天国に上がるかという紙一重のポジション。それを味わえたのはまた良かったです。今日は天国でしょ(笑)」とまさに“等々力劇場”を演出した。

 大久保は、この得点でJ1通算最多得点記録を更新。159ゴールを記録し、サンフレッチェ広島のFW佐藤寿人を抜いて単独トップに躍り出た。「これまで必死にやってきて、それが今の結果につながっている。まだまだうまくなりたい、点を取りたいと思えている」。この試合、大久保は両足がつりながらも、最後までゴールを狙い続けた。その姿勢をキャプテンの中村は「ザ・ストライカー」と表現する。「あの位置にいるのがすごい。ストライカーだもん。羨ましいけど、すごい仕事だよね。一つ一つ積み重ねてきた結果が159ゴール」(中村)と称えた。

 首位に返り咲いた川崎は、次節にアウェーでFC東京との多摩川クラシコを迎える。「一試合一試合を大事に。またいい準備をしていきたい」。大久保にとって159ゴールは通過点に過ぎない。これからもストライカーは貪欲にゴールを狙い続ける。

サッカーキング

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