浦和が3試合連続ドロー…シャルクがデビューも得点奪えず、FC東京と痛み分け

2022年4月10日(日)15時53分 サッカーキング

FC東京と浦和が対戦した [写真]=清原茂樹

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 明治安田生命J1リーグ第8節が10日に行われ、FC東京と浦和レッズが対戦した。

 浦和は22分、ボックス中央でボールを収めたキャスパー・ユンカーがバイシクルキックでペナルティエリア右にボールを送り、反応したダヴィド・モーベルグが押し込む。しかし、2人の間にいたオフサイドポジションの酒井宏樹がプレーに関与していたとジャッジされ、得点は認められなかった。

 浦和は33分にも決定機。左から小泉佳穂が浮き球で折り返すと、ファーポストの前に飛び込んだ酒井が頭で押し込もうとする。これがゴールラインの手前で相手DF森重真人にブロックされると、江坂任がオーバーヘッドでこぼれ球を押し込もうとしたが、枠を捉えることができなかった。

 対するFC東京は40分、永井謙佑がドリブルで右サイドを突破し、深い位置まで運んでからグラウンダーで折り返す。ゴール前でディエゴ・オリヴェイラが合わせようとしたが、ミートできずに得点とはならない。

 42分には浦和に絶好機が到来。ペナルティエリア手前で左からのグラウンダークロスを受け取った江坂は、相手を引きつけてからゴール前のユンカーにラストパスを送る。ユンカーは左足ダイレクトで流し込もうとしたが、シュートを枠に飛ばすことはできなかった。前半はスコアレスで折り返す。

 後半に入ってもこう着状態が続くなか、浦和は71分にセットプレーでFC東京のゴールを脅かす。ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得すると、キッカーの岩尾憲は直接ゴールを狙うが、枠を捉えていたシュートは相手GKヤクブ・スウォビィクに防がれる。

 74分、FC東京にアクシデントが発生。渡邊凌磨が松尾佑介との接触プレーで左ひざを痛め、三田啓貴と交代してピッチを後にした。

 ゴールが遠い浦和は81分、小泉に代えて新加入のアレックス・シャルクを投入。J1デビューとなった。

 FC東京は83分、アダイウトンがペナルティエリア手前の左からゴール右上を狙う。しかし、相手GK西川周作のセーブに阻まれてネットを揺らすことはできない。

 結局、試合は得点が生まれないまま終了。FC東京は今季初ドロー、浦和は3試合連続ドローとなった。

 FC東京の次戦は13日に行われ、JリーグYBCルヴァンカップ・グループステージ第4節で湘南ベルマーレと対戦する。

 一方、浦和は来週から約2週間にわたって、タイで集中開催されるAFCチャンピオンズリーグ・グループステージに参戦する。浦和の初戦は15日に行われ、ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)と対戦する。

【スコア】
FC東京 0−0 浦和レッズ

【得点者】

サッカーキング

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