広島市長選はあす投開票。前サンフレ社長小谷野氏と現職が一騎打ちの様相に

4月11日(土)11時19分 フットボールチャンネル

 サンフレッチェ広島の佐藤寿人が10日、自身のブログを更新して「有権者の皆さん、週末は是非、投票所へ」と呼びかけた。

 その週末、12日には広島市長選挙が行われるのだ。現職の松井一実氏をはじめとした5人の候補の動向と現状を分析する。

 まず、地元メディアでは有力候補が松井一実氏と前サンフレッチェ広島社長の小谷野薫氏の2人に絞られたと報じられている。

 期日前投票の出口調査では松井氏が若干優勢と見られているが、広島市選挙管理委員会は、8日の時点で期日前投票数が2万9845人で前回2011年から3割増えていると発表した。

 このように前回投票しなかった人が多く投票することで浮動票が動いて小谷野氏に有利に働くという見方もあり、まだ勝負の行方はわからない状況だ。

 しかし、期日前投票の増加とは裏腹に市民の関心は伸びていない。市長選と同時に行われる県議会議員選挙がテレビCMを放映している一方で、市長選はそのような広報戦略を展開しておらず、市民の関心を引けていないという。

 前回の市長選は49.08%という低い投票率で、市民の関心の低さが問題視されていたが、今回大きく改善されたということはなさそうだ。

 有力2候補の動向はというと、松井氏は組織票固めに積極的だ。自民党、公明党、民主党から推薦を受けている同氏だが、市議会内でも票が割れており、そういった地元有力者たちの組織票を集めるべく躍起になっているとのこと。

 対する小谷野氏は選挙区内をくまなく廻って有権者と直接対話し、地道に支持を獲得している。現職の松井氏に不満を抱く層は多く、“まちづくりの停滞”が叫ばれる現状を打破しようとする小谷野氏への支持は徐々に拡大している。

 いわゆる無党派層の投票が少なかった前回に比べ投票率が伸びれば、無党派無所属で、癒着やしがらみのない小谷野氏が有利になり、松井氏を逆転する可能性も十分にある。

 佐藤はブログで「ここ何年か投票率が下がっていて、特に若者が選挙に行く意識も低下していると耳にします。自分達の将来は自分達で考えることが大切です」と語りかけたが、まさにいまがその時だ。

 どのような結末が待っているのかは誰にも予測できないが、広島の未来がどんなものになるかは有権者の一票にかかっている。

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