セ・パともに対戦一回り 首位チームの強さの要因は?

4月11日(月)13時54分 フルカウント

安定した投手力を見せる楽天

 プロ野球はセ・パ両リーグともに対戦が一回りを終えた。パ・リーグでは楽天が13試合で8勝4敗1分、セ・リーグでは巨人が15試合で9勝5敗1分で首位に立った。それぞれの強さの要因を見てみたい。

 楽天は投手力の安定が大きい。開幕戦は昨年の覇者・ソフトバンク。4年連続で開幕投手の則本が強力打線を7回3失点、11奪三振の力投で抑えつけ、白星発進。2戦目は引き分けだったが、塩見が7回途中3失点で試合を作り、2番手以降の石橋、横山、松井裕、青山、リズ、福山が12回まで無失点継投を見せた。第3戦も0−7で敗れたが、先発の釜田は8回無失点だった。

 2カード目のロッテ戦では辛島が6回途中4失点で敗戦も2戦目は美馬が自身初完封勝利。見事な3安打ピッチングだった。3カード目の西武戦では再び、則本。エースが8回2失点12奪三振で2勝目。松井裕が今季はセーブを挙げた。2戦目は塩見が7回2失点で今季初勝利。3戦目は釜田がまたも白星はつかなかったが6回2失点だった。

 4カード目のオリックス戦では打線の援護もあり、辛島が7回無失点で今季初勝利。2戦目は美馬が8回途中自責1の内容で2勝目。福山、松井裕がリードを守った。ゴームズやウィーラーの両助っ人の本塁打も出て、開幕10戦でも首位をキープ。5カード目の日本ハム戦は2勝1敗で3カード連続勝ち越し。エース則本が開幕戦から3連勝&3試合連続2桁奪三振の快投で勝利。ハーラーダービートップタイとなっている。美馬がリーグ2位の防御率0.54、釜田は同5位の0.84と上位につけている。先発陣の奮闘が光る。

巨人を引っ張る存在は?

 巨人は開幕直後に好スタートを切ったこともあり、首位に立っている。ただ、巨人は投手にも野手にも課題はあるため、一概に投打のどちらに要因があるとは言い難い。投手はエース・菅野、野手ならば2番・立岡の存在が光る。

 菅野は開幕のヤクルト戦に登板。昨年はポストシーズンを含め5戦5敗と苦しんだ相手だったが、燕打線をねじ伏せた。7回5安打無失点で今季1勝目、マシソンが点を取られたがクローザーの澤村が締めた。内海の不振で先発投手が6枚揃わなかったため、開幕から中5日の登板になるも、2カード目のDeNA戦では8回3失点(勝敗つかず)。チームは延長戦を制した。

 圧巻だったのは3登板目の阪神戦。前夜に先発のポレダが阪神の足にかき回され、大敗した。嫌な流れを払拭するためにマウンドに上がった菅野は虎打線を完璧にねじ伏せ、完封勝利。本拠地で初の完封劇だった。防御率1.13はセ・リーグトップの数字だ。

 打線は主将の坂本も3割を超えて好調だが、2番に定着した立岡の働きも見逃せない。現在は3割5厘でセ・リーグ打率10位(坂本は3割3分9厘で5位)。3月29日のDeNA戦でプロ初本塁打を放ったと思えば、翌30日に第2号。4月1日の広島戦では延長10回に決勝の三塁打。この日は3安打をマーク。3日の同カードでも延長12回に決勝二塁打を放つなど、なんとも勝負強さが光る。菅野、勝利がつかないが好投を続ける田口以外、なかなか先発陣が乗り切れない中、カバーし合いながらここまで勝利を重ねてきている。

 楽天はロッテと勝率の差でトップ、巨人は阪神、広島と1勝差と決して安泰の場所ではない。ロッテは投手陣も好調で、阪神も若手野手に勢いがある。一回りといっても始まったばかり。これからの戦いも楽しみだ。

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