E・フェルナンデスがチェルシー愛を強調「まだ100%は出せていないけど…」

2024年4月11日(木)15時31分 サッカーキング

チェルシーでプレーしているE・フェルナンデス [写真]=Getty Images

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 チェルシーに所属するアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスが、まだ自分のポテンシャルを最大限に発揮できていないことを明かした。10日、クラブ公式サイトが伝えている。

 現在23歳のE・フェルナンデスはFIFAワールドカップカタール2022で36年ぶり3度目となるアルゼンチン代表の優勝に貢献し、大会最優秀若手選手賞に選出。この活躍もあって、2023年1月にベンフィカからチェルシーに完全移籍で加入した。移籍金が当時の英国史上最高額の1億2100万ユーロ(約199億円)だったことに加え、2031年6月30日までとなる8年半契約を締結したことも話題を呼んだ。

 加入してからチェルシーの中心選手としてプレーしているE・フェルナンデスだが、チームの成績が低迷していることもあり、真の能力を発揮できていないことも指摘されている。

 そんなE・フェルナンデスは「W杯で見たような僕の姿に到達しようとしている。W杯でプレーしていたエンソのような気分を感じたい。そこに戻りたいと思っているよ」と最高の状態ではないことを認めつつ、次のように続けた。

「気分はいいし、日に日によくなっているけど、まだ100パーセントの状態にあるとは感じていない。まだ適応中だし、完全に自分自身であるとは感じていないが、できるだけ早くそこに到達しようと努力しており、そのために毎日一生懸命働いている。W杯は終わってしまい、僕はまだ選手として成長し、技術を磨いている最中なので、簡単ではないと思うけど、あのエンソを探している」

 そして、「僕の意見ではプレミアリーグは世界最高のリーグだ。非常に質の高い選手たちがたくさんいて、とてもダイナミックだ。最高だと思うよ。テレビではいつもプレミアリーグを見ていた。迫力も雰囲気も違っていたね」と同リーグでのプレーを夢見ていたことを明かしながら、チェルシーへの愛も強調した。

「今、実際に経験してみると、本当にすごいね。最初の6カ月は本当に大変だった。適応するのは難しいと感じたけど、今では最初よりもずっと準備ができていると感じている。それにとても楽しんでいる」

「個人的には100パーセントではないし、自分のポテンシャルを発揮できているようには感じていないかもしれないけど、それを通り越してチェルシーのような大きなクラブで、情熱的なファンたちと一緒に毎週末のプレミアリーグを楽しめていることが大好きだ。ここにいるのが大好きだよ」

 なお、今シーズンもリーグ戦では不安定な戦いが続き、現在は暫定9位に位置しているものの、準優勝に終わったカラバオ・カップに続いて、FAカップでも準決勝まで進出を果たしているチェルシー。E・フェルナンデスは改めて終盤戦の戦いに向けて意気込みを語った。

「僕たちは皆、グループとして団結して、同じ方向を向いて学ぼうとしている。僕たちは若いグループで、新しいチームなので、最初のシーズンでは一貫性を見つけることが大変だった。誰もが最善を尽くそうとしている」

「今シーズンはまだトロフィーを獲得できるチャンスがある。FAカップ準決勝ではマンチェスター・シティと対戦するが、僕たちはこのグループ、コーチングスタッフ、そして彼らがあらゆるトレーニングセッションや試合にもたらしてくれるすべてのことを信じている」

サッカーキング

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