競馬界席巻の北島三郎vs大魔神・佐々木 対象的な馬主哲学

4月11日(火)7時0分 NEWSポストセブン

愛馬・キタサンブラックが大活躍の北島三郎

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 日本競馬界を有名人馬主が席巻している。今年から新設されたGI・大阪杯で初代王者に輝いたのは歌手・北島三郎所有のキタサンブラックだった。昨年のJRA年度代表馬は、今回の勝利でGI4勝目、生涯獲得賞金は歴代8位の11億9048万5000円となった。


「キタサンブラックの購入価格は800万円前後と言われています。そんな馬が10億円以上稼いだわけです。まさに“ジャパニーズドリーム”を体現する存在です」(競馬専門紙記者)


 競馬界を代表する馬主となったサブちゃんがライバル視するのが、元メジャーリーガーの大魔神・佐々木主浩だ。大阪杯後、北島はこう漏らしていた。


「今週、テレビを見ていたら佐々木さんがよく出ている。オレもこうなんねえかなあって思っていました」


 大阪杯の直前、佐々木の所有するヴィブロスがUAEで開催された海外GI・ドバイターフで優勝し、約4億円の賞金を手にしたことが報じられた。歓喜する佐々木の姿は北島の闘志に火をつけたようだ。


 年内引退を表明していたキタサンブラックの引退を白紙撤回。10月に行なわれる競馬界の最高峰・凱旋門賞(フランス)を目指し、“大魔神超え”を狙っている。


 歌手・前川清や風水で有名なDr.コパなども有名人馬主として名を馳せているが、北島と佐々木の愛馬の活躍と注目度は、その比ではない。だが、この2人の馬主としての哲学は180度異なる。前出の競馬専門紙記者はこう話す。


「北島氏は勝ち負けより人間関係を重視するタイプで、購入する馬は付き合いのある中小牧場の安い馬ばかり。超一流の良血馬は少ない」


 儲けを度外視して50年近く馬主を続けてきた北島にとって、キタサンブラックの活躍はうれしい誤算だったのかもしれない。


 一方の佐々木氏は“勝てる良血馬”を数多く購入している。


「『アドマイヤ』の冠で知られる競馬界を代表する馬主である近藤利一氏の下で“相馬眼”を磨いた。当初は大魔神にあやかり『マジン』の冠を愛馬に付けていたが、妻の榎本加奈子が名付けた『ヴィルシーナ』が活躍してからは所有馬の名前には『ヴ』を入れています。勝負師らしくゲン担ぎも大事にする」(同前)


 両オーナーの愛馬の直接対決がぜひ見てみたい。


※週刊ポスト2017年4月21日号

NEWSポストセブン

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