プレマ、疲労骨折を発表のコレアに代わりロレンツォ・コロンボをELMS開幕戦で起用へ
2022年4月12日（火）13時52分 AUTOSPORT web
ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズに参戦するプレマ・レーシングは、4月16〜17日に南仏のポール・リカールで行われる今季開幕戦ル・キャステレ4時間レースで、負傷したファン-マヌエル・コレアの代わりに同チームのWEC世界耐久選手権ドライバーであるロレンツォ・コロンボを起用すると発表した。
今週末にスポーツカーレースへのデビューが予定されていたコレアは先週、左足の疲労骨折を自ら発表し、ポール・リカール戦に出場できなくなったことを明かした。
これにともない、プレマはコロンボをELMSチームのラインアップに加えることを決定。プレマ・オーレン・チームでWECのLMP2クラスを戦うコロンボは、ELMSフルシーズンドライバーのフェルディナンド・ハプスブルクとルイ・デレトラズとともにオレカ07・ギブソンをシェアし、欧州シリーズデビューを果たすことになった。
彼は先月、アメリカ・フロリダ州のセブリングで行われたWEC開幕戦で、デレトラズ、ロバート・クビサとチームを組み、LMP2初参戦でクラス4位入賞を果たしている。
11日に発表されたプレマの声明において、チームは次のようなコメントを発している。
「ル・キャステレ4時間レースに参戦することで、（コロンボは）貴重なトラックタイムを手にすると同時に、2022年のELMSをスタートするための一貫性のあるブーストをチームにもたらすことになる」
「プレマのスタッフは皆、JM（ファン-マヌエル・コレア）の1日も早い回復を願っており、約1カ月後の（第2戦）イモラ4時間レースで彼を迎えることを楽しみにしている」
代役としてELMS組に合流するコロンボは、週末のレースに先立って11日と12日にポール・リカールで開催されるELMS公式プレシーズンテストに参加している。
