「もはや『宿命のライバル』は形骸化」2026年WBCの組み分け発表に韓国が悲哀…侍ジャパンとの対戦に危機感「歯が立たないまま負ける試合が増えている」

2025年4月12日(土)5時50分 ココカラネクスト

韓国メディアは母国代表の活躍を祈ってはいるが…(C)Getty Images

 2026年3月に開催される、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次リーグの日程が発表された。出場国のグループ分けも正式決定となり、前回覇者の日本はC組、台湾、韓国、オーストラリア、チェコと同組となった。

【画像】侍ジャパンに勝利呼び込む!人気アイドル・黒見明香さんの始球式

 今回の日程、グループ分けの発表を受け、韓国メディア『毎日経済』が強い反応を示している。4月10日、同メディアは自国代表の属するC組について、「史上最も困難なグループ編成」であると論じている。

 近年の国際舞台における、韓国チームの低迷ぶりを指摘する同メディアは、同組となった各国との力関係に言及。日本に対しては、「『サムライジャパン』として世界最強の代表チームという地位を築いている」と評しながら、ここ数年間での日本との対戦について、「(韓国は)内容的にも『歯が立たないまま負ける試合』が増えている」などと振り返っている。

 また、過去の大会での両国の実績を比較した上で、「もはや『宿命のライバル関係』は形骸化しており、このままでは“日本一強時代”を傍観するしかない危機が訪れている」などと綴っている。

 さらに、昨年のプレミア12覇者である台湾についても同メディアは、「WBSCランキングでも台湾は韓国を上回っており、直近の国際大会の成績で見れば『台湾優勢』の構図も否定できない」と分析。加えて、「しかも、2023年のWBCとほぼ同じグループ構成で、中国の代わりに台湾が加わった形となり、アジアの三強がすべて一堂に会する“死の組”となった」としてグループ分けへの見解を示している。

 他に、オーストラリアとの対戦にも危機感を隠そうとはしない。同メディアは、「韓国代表にとってオーストラリアの急成長も決して見過ごせない課題だ。2023年WBCでは、韓国はオーストラリアに8-7で敗れ、グループステージ敗退という屈辱を味わっている」などと説いている。

 対戦する各チームの印象について記しながら、「もはや、WBCのグループステージに組み込まれた各国は、いずれも『以前とはレベルが違う』強敵ばかりで、簡単に勝てる相手はいない」と認めた上で、「日本と並んでアジア野球の強豪と呼ばれたかつての姿は今や過去のもの。韓国代表は、まずはグループステージ突破を果たし、再びその地位を証明しなければならない」として、自国代表チームの奮起を促している。

 大会毎に選手個々の競技レベルも向上してきており、今回も出場決定の20か国はいずれも実力国ばかり。その中で、過去3大会で1次リーグ敗退を喫している韓国は、今度こそ上位進出を果たし、存在感を示すことが求められている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「韓国」をもっと詳しく

「韓国」のニュース

「韓国」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ