ジュビロ磐田復帰も?買取OPが高額?古川陽介にザブジェ退団報道

2025年4月12日(土)9時32分 FOOTBALL TRIBE

古川陽介(ジュビロ磐田在籍時) 写真:Getty Images

 ジュビロ磐田からグールニク・ザブジェへ期限付き移籍中のMF古川陽介は、11日のポーランド1部リーグ戦で1ゴールをマーク。現地では、同選手の去就に注目が集まっている。


 ポーランドメディア『transfery』は4月11日に「ザブジェは、古川の完全獲得に関して、近々決断を下さなければならない。買い取りオプション行使に必要な金額は30万ユーロ(約4,900万円)だ」とリポート。2024/25シーズンのパフォーマンスについて「チームにとって重要な選手」としつつも、「ここまでの結果は、印象的なものではない。20試合の出場で1ゴール2アシストだ。冬季のリーグ戦中断期間が過ぎると、それまで彼を守るためのものだった(ポーランドの環境への)適応の必要性に関する議論は、もはや意味を持たなくなった。彼は現時点で、ザブジェが自信を持って完全獲得するための理由を証明していない」と、退団の可能性が高いとの見解を示している。


 また、同メディアはMF奥抜侃志、MF横田大祐、MF上月壮一郎を獲得したザブジェの過去にも注目。「日本人選手の獲得は、スポーツの面でもマーケティングの面でも多くの利益をもらたすとクラブは理解している。ただ、移籍金という観点だと、横田のみがザブジェに巨額の利益をもたらした」と綴っている。


 古川は静岡学園高校時代に全国高校サッカー選手権大会の優秀選手に選出されるなど、プロ入り前から世代屈指のスター選手として注目を浴びると、2022年に磐田へ加入。高卒1年目からJ1リーグ戦でゴールを奪うと、2023シーズンはJ2リーグ戦28試合の出場で1ゴール2アシストと、J1昇格に貢献。2024シーズンもリーグ戦24試合の出場と、コンスタントにプレーしていた。


 ザブジェへの完全移籍移行を目指す場合、2024/25シーズンの残り試合で圧倒的な結果を残すことが求められる古川。『transfery』の論調を踏まえると、ザブジェは30万ユーロという買い取りオプションの設定額が、同選手のパフォーマンスを考慮した際に高額だと捉えているとみられる。磐田への復帰や、他クラブへ移籍というシナリオも十分考えられる。

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